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20万円のカナル型イヤホンなど5モデルを聴く

日本初登場!ファイナルオーディオのイヤホン新製品 インプレッション

公開日 2009/09/28 21:15 Senka21編集部・徳田
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こちらのページでご紹介した、日本初となる「ファイナルオーディオ」ブランドのイヤホンがいよいよ店頭にお目見えし、好評を博している。

製品の販売元である(株)エフ・アイ・ティのご担当者が、発売に先駆けて音元出版へプロモーションに来社された。その際のインプレッションをレポートしよう。


音元にプロモーションのため来社した(株)エフ・アイ・ティ 音響機器事業部 取締役 小瀬雅一氏
このたび投入されたファイナルオーディオブランドのイヤホンは、
■金属削り出し筐体シリーズ
FI-DC1601SC(クロム銅筐体) ¥OPEN(予想実売価格200,000円前後)
FI-DC1601SS(ステンレス筐体) ¥OPEN(予想実売価格78,000円前後)
FI-DC1601SB(真鍮筐体) ¥OPEN(予想実売価格59,800円前後)
■スタンダード筐体シリーズ
FI-DC1350M2 ¥OPEN(予想実売価格29,800円前後)
FI-DC1350M1 ¥OPEN(予想実売価格19,800円前後)
の5モデルである。プロモーション当日はこれらすべてのモデルを実際に体験することができた。

手頃な価格設定の「FI-DC1350M1」「FI-DC1350M2」は、バランスのいいナチュラルサウンドを聴かせてくれる。ABSの筐体に特殊合金を塗布した上位の「FI-DC1350M2」の方は、さらにメリハリ感が深まる印象だ。


FI-DC1350M1

FI-DC1350M2
金属削り出し筐体シリーズは、上位グレードに相応しい広がり感が身上。真鍮筐体の「FI-DC1601SB」は、なめらかな表現力が特徴。そしてステンレス筐体の「FI-DC1601SS」は、なめらかさと元気さのバランスが絶妙な鳴りっぷり(筆者にとってはもっとも好みのタイプ)。さらにクロム銅筐体の「FI-DC1601SC」は、もはや“別格”の表現力。上下左右の広がり感が圧巻であった。


真鍮筐体の「FI-DC1601SB」

ステンレス筐体の「FI-DC1601SS」


クロム銅筐体の「FI-DC1601SC」

イヤホンジャックは3.5mmでiPodなどのデジタルオーディオプレーヤーとの接続を想定している
小瀬氏は「低音でごまかさず、上から下まできれいに出すというピュアオーディオのアプローチにこだわりました。特にクロム銅の製品は、数百万クラスのオーディオシステムにもひけをとらない表現力をもつものと自負しています。このサウンドを、ぜひ店頭で体感していただきたいと思います」、とコメント。これら新製品は主要量販店店頭にて展開されている。ぜひ「一聴」を!


イヤーピースを装着せずに、筐体を直接耳に接触させる装着方法を推奨している。先端部はネジ式で耳の大きさによってサイズ変更が可能だ

もちろんシリコン製のイヤーピースも付属している
尚、発売中の音元出版「Senka21」10月号にて、評論家岩井喬氏のインプレッションレポート入り特設ページが掲載されているのでこちらもぜひご覧いただきたい。

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