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遠くのフレンドと一緒に映画を観ることも可能に

米Microsoft、Xbox 360向けの1080p/5.1ch VODサービスなど発表

2009/06/02 Phile-web編集部
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米Microsoft Corporationは、Electronic Entertainment Expo (E3) の前日に行われた「Xbox 360 E309 Media Briefing」 において、1080p映像と 5.1ch サラウンド音声に対応したVODサービスを発表した。

新サービスはXbox LIVE経由で提供され、今秋からはZune Video で提供されている動画も追加される。Xbox LIVEがテレビ番組や映画配信を行う地域も8カ国から18カ国に拡大するが、日本は含まれていない。

また米国と英国、アイルランドでは、Xbox LIVE ビデオ マーケットプレースに新機能を追加し、Ntflixの動画ストリーミング視聴やBSkyB Ltd.が展開するSkyの生放送や動画コンテンツを視聴できるようになる。さらにユーザー間で映画を共有できる新機能「Xbox LIVEパーティー」を使うことで、最大7名までの人々と好みの番組を一緒に視聴することも可能。

欧米を中心に人気を集めている「Facebook」と「Last.fm」についても、Xbox LIVE を通じて、家庭のテレビ向けに最適化された状態で利用できるようになる。

Facebookでは、Facebook Connect を使用し、サポートされているゲームの最新情報やスクリーンショットをFacebookへ直接アップロードすることもできる。

またCBS Interactive Music Group が運営するLast.fmは、Xbox LIVE ゴールド メンバーシップ会員に向けてサービスを提供。Xbox 360 を通じて何百万もの楽曲をストリーミング再生できるようになったほか、Xbox LIVEの会員は自分専用のラジオ局を追加費用なく作成し、同じリビングにいる友人や、遠く離れた他の国にいるフレンドと一緒に聴くことができるという。

なおゲーム関連では、新たな操作デバイスとして「Project Natal (プロジェクト ナタル)」を発表。RGB カメラ、深度センサー、マルチアレイ マイクロフォン、および専用ソフトウェアを走らせるカスタムプロセッサーを内蔵したもので、コントローラーを使用することなく、手を動かしたり腰をひねったり、または話したりなどの動作でゲームの操作が行える。さらに、センサーの前に立つだけでXbox LIVEにサインインすることもできるという。

「Project Natal」について、映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏は「インタラクティブ エンターテインメントの次のステップは、コントローラーをなくすことです。 『Project Natal』によって、私たちを正確に認識する技術が実現され、人々が集まってプレイするゲームが生まれます」とコメントしている。

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