HOME > ニュース > CECやKLIPSCHなど新製品が続々/オーディオテクニカやPHILIPSも充実の展示

春のヘッドフォン祭2009

CECやKLIPSCHなど新製品が続々/オーディオテクニカやPHILIPSも充実の展示

公開日 2009/05/09 21:28 Phile-web編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
別項でもお伝えしている通り、ヘッドホンイベント「春のヘッドフォン祭2009」が本日開催された。同イベントでは、正式発表前の新製品を披露するなど、各社ともに充実した展示を行っていた。

■CEC

CECは、昨秋に開催された「秋のヘッドフォン祭2008」でもお披露目されていた、今春発売予定となっているDAコンバーター「DA53N」(関連ニュース)などを展示。

DA53N

その中でも注目はヘッドホンの新製品「HP53FB」だ。こちらは業務用モニターヘッドホンとして昨年8月に発売された「HP53」をフルバランス対応に進化させたもの。5月末頃に3万円前後での発売を予定している。

HP53FB

また、同製品は前述の「DA53N」とのセット販売も検討しているという。2製品をまとめて購入すると、それぞれ単品で購入する際よりも割り引いた価格になるようなパッケージ販売を行うとのことだ。

■イーフロンティア

米KLIPSCH(クリプシュ)ブランドのイヤホンを取り扱うイーフロンティアは、Imageシリーズの新製品「Image S4」を正式発表前に初披露。「2日前に本国から届いたばかり」(同社説明員)という同製品には多くの来場者が足を止めていた。

Image S4

商品パッケージ

同製品はImageシリーズのエントリーモデルで、上位機種同様に同ブランド独自の「デュアル・マグネット・マイクロ・スピーカー」を採用。これにより大型ダイアフラムの搭載を可能とし、10Hz〜19KHzという周波数レンジをカバーしている。

発売は6月下旬を予定しており、価格は1万円前後。「発売時期や価格の詳細は調整中な部分も残っているが、できれば1万円を切る価格帯にしたい」(同社説明員)とのことだ。

ImageシリーズとCustomシリーズも展示されていた

■デジファイジャパン

デジファイジャパンでは、16bit/44kHzの音声を圧縮せずに無線伝送可能な「Kleer規格」に準拠したワイヤレスイヤホン「Opera S1」の後継機「Opera S5」などを展示。

Opera S5

同製品は、小型軽量かつワイヤレスで高音質という従来からの特徴を引き継ぎながら、アップル社からのライセンスを正式に受けたiPod用の機種。ブースに訪れ試聴していたユーザーからも同社説明員へ熱い質問が寄せられるなど注目を集めていた

■オーディオテクニカ

オーディオテクニカのブースでは、昨年12月に発売された「ATH-A2000X」や「ATH-A1000X」などの“アートモニター”シリーズや、「ATH-W5000」などを展示。

オーディオテクニカのブース

ATH-A1000X

発売済み製品の展示が中心となったが、バラエティ豊かな製品を数多く世に放ってきている同社だけにブースには多くのファンが来場。熱心に各製品の試聴を行っていた。

■加賀ハイテック

蘭PHILIPSのイヤホンを取り扱う加賀ハイテック。同社ブースにはカナル型イヤホン「SHE9850」などPHILIPS製品がズラリと並ぶ。

加賀ハイテックのブース。PHILIPSのイヤホンがズラリと並ぶ

SHE9850

同社説明員によれば、新たにホワイトモデルが登場した「SHE9700」などが特に来場者からは人気が高いという。

SHE9700

ヨーロッパで絶大なシェアを獲得している状況と比べると、どうしても日本での認知度は低めと言わざるを得ない同ブランドだが、「ナンバーワンとまではいかなくとも、日本でももっと多くのシェアを取っていきたい」と同社説明員も意気込みを語る。ヨーロッパでの実績は充分なだけに、今後にも期待したい。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE