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赤外線リモコンに替わる新技術

ジグビー・アライアンスとRF4CEコンソーシアム、無線リモコンの新規格策定へ合意

2009/03/04 Phile-web編集部
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ソニー(株)とパナソニック(株)、サムスン電子(株)とロイヤル フィリップス エレクトロニクスの4社によって設立されたジグビー・アライアンス、およびRF4CEコンソーシアムは、無線リモコン(RFリモコン)の業界標準を策定し、RFリモコンのオープンスタンダード化を目指すことに合意した。

RFリモコンは、応答速度が速く高い信頼性を持っており、現在主流となっている赤外線リモコンに替わるものとして期待されている技術。ソニーでは、IEEE802.15.4に基づくRFリモコンを液晶テレビ用に既に商品化している。ジグビー・アライアンスは今回の合意を受け、長期的な統合・成長戦略の一環として、CE機器領域にも幅広く参入していくという。

策定されたのは、RF4CEの規格バージョン1.0。同規格はAV機器のみならず、自動車のキーレスエントリーなど幅広い製品に向けたもので、低コストかつ実装が容易な点が特徴。見通し内操作に限定されず、双方向のコミュニケーションなど先進的な機能を可能にするという。

同規格は、本四半期中にまずはジグビー・アライアンスの加盟企業に向けて提供される。

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