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<会田肇のCES2007レポート>HD対応の三洋“Xacti”が最新バージョンへとグレードアップ

2007/01/12
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昨年のCESでお披露目となったハイビジョン対応のXactiが、その内容を大幅にグレードアップしてVPC-HD2となって登場した。もっとも大きなポイントはCCDを7.1Mピクセルとすることで静止画撮影での高画質化を図った点だ。


筐体はHD1のものをほぼ流用する形での登場となっていて、モニターも2.2型で4対3のまま

付属のクレードルには待望のHDMI端子が設けられた。本体をここにセットすることで出力が可能になる
ハイビジョン動画撮影はこれまでと同様に720Pで行われるが、映像出力として付属クレードルにHDMI端子を新設しているのも見逃せないポイントである。それと、液晶パネルを開くと本体側には「HIGH SENSITIVITY」ボタンが備わっている。従来、ここは連写ボタンの切り替えボタンがあったが、ワンタッチで高感度撮影ができることを優先して採用された。モニターは2.2型でこれは従来機と一緒だ。ただ、HDビデオカメラが続々と登場する中で1080iへの対応がなされていなかったのには不満が残る。三洋によれば1080iへの対応も準備中とのことだが、具体的なことを話せる段階にはないとのことだった。

なお、VPC-HD2の米国での発売時期は、春頃を予定しており、日本でもほぼ同時期の発売となる見込みだという。

(会田肇)

ces2007

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