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<A&Vフェスタ 2006レポート:パイオニア>プリメインアンプ「A-A9」などを参考出展

公開日 2006/09/21 17:40
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パイオニアブースでは、国内初公開となるSACDプレーヤー「PD-D6」、プリメインアンプ「A-A9」「A-A6」が参考出展されている。IFA 2006で既に公開(関連ニュース)したモデルだ。

A-A9

上がA-A6、下がPD-D6

参考出展ながら、国内での販売も視野に入っている。PD-D6とA-A6はそれぞれ7〜8万円程度、A-A9は15万円程度の価格となる見込み。組み合わせるスピーカーとしては、ピュアモルトスピーカー「S-PM300」や77シリーズなどを想定している。

■SACDプレーヤー「PD-D6」

PD-D6は、電源部に無帰還型の電源回路と低ESR(等価直流抵抗)コンデンサーを採用。整流回路にはショットキーバリアダイオードを搭載してノイズを抑えている。また、低ジッターの水晶発振器や、SACDのDSD信号を1チップでデコードするダイレクトコンストラクションを採用し、回路規模を最小化。信号伝送による歪みや劣化を低減している。

DAコンバーターはバーブラウン社製の192kHz/24ビットのものを採用。これをパラレル接続(mono)モードで使用することで、ダイナミックレンジと歪率が3dB向上したという。また、パイオニア独自技術の「レガート・リンクPRO」と24ビット再量子化技術「Hi-Bit」を搭載するほか、TAOC製のインシュレーターも採用している。

■プリメインアンプ「A-A9」「A-A6」

A-A9/A-A6の2機種は、PD-D6と同様、無帰還型の電源回路と低ESR(等価直流抵抗)コンデンサーを採用。上位機種のA-A9はショットキーバリアダイオードを備える。

また、入力信号に対するレスポンスを高めるため、独自のワイドレンジリニアサーキットを採用。出力段はリニアリティに優れたLAPT素子を搭載している。

内部構造は左右対称のツインモノラル構造で、グランドまでLR独立としている。また、筐体はリアパネル一体のシームレス構造とし、シャーシの共振ポイントを抑えるハニカムプレスを採用している。

また、上位機種のA9は、大型のツイントロイダルトランスと新開発のリジッドアンダーベースを搭載している。

■プラズマや新スピーカーなどを体験できる

PDP関連では、フルHD解像度の50V型プラズマモニター「PDP-5000EX」に注目。照明を落とした専用の視聴スペースが用意され、繊細な映像表現を堪能できる。また、先日発表されたばかりの60V型「PDP-607HX」(関連ニュース)をはじめ、同社7世代目の“ピュアビジョン”プラズマテレビがずらりと並べられている。

PDP-5000EXは別室で映像をじっくり確認できる

プラズマテレビの現行ラインナップも展示する

レコーダーも主要ラインナップをすべて展示。デジタルレコーダーとして初めて増設HDDに対応させた「DVR-RT900D」(関連ニュース)なども見ることができる。

最新のデジタルレコーダーを出展

スピーカーは、EXシリーズの「S-1EX」や「S-1EX LTD」を展示。カットモデルも見ることができる。ピュアモルトスピーカーも置かれ、「S-PM300」はプレーヤー「PDR-D50」やプリメインアンプ「A-D5X」と接続して音出しも行われている。ほかに「S-A4SPT-PM」や「S-A4SPT-VP」も展示されている。

S-1EXを展示

カットモデルも見られる

ピュアモルトスピーカーの再生デモも

AVアンプは発表されたばかりの「VSA-AX2AS」(関連ニュース)を展示。ほかに「VSA-AX1AV」、ユニバーサルプレーヤーは昨年のモデル「DV-AX5AVi」なども置かれている。

AVアンプ「VSA-AX2AS」

AX2ASの内部構造

BELKIN社のアクセサリーをアピール

アクセサリー関連では、パイオニアマーケティング(株)が輸入販売を行うBELKIN社の「PureAV」シリーズ製品をズラリと展示。同シリーズ製品の詳細はこちらを参照されたい。

(Phile-web編集部)

avfesta2006

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