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[CEDIA EXPO 2005レポート]飛ぶ鳥を落とす勢い、シリコンオプティクス社がHQVをデモ

2005/09/12
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AVレビュー誌の読者なら、シリコンオプティクス社と同社の映像プロセッシング技術“HQV”についてご存知だろう。

テラネックス社の高度な業務用映像プロセッサーの機能を集約、REALTAチップとして生まれ変わり、HQV技術としてデノンのフラグシップDVDプレーヤーDVD-A1XVを始め、今、有力AVメーカー各社の最新機器に続々と採用されている。HQVの機能は、プログラマブル、フル10ビット処理、超高速演算による、高度な映像プロセッシング。動き検出、ノイズリダクション、スケーリング、IP変換と、プロセッサーに求められるすべての要件に高い精度で答える。

旧駅舎ユニオンステーション(現在はホテル)

旧駅舎の大ロビーを使ったシリコンオプティックス社の展示

このHQVのデモをテーマに、CEDIA EXPO開催期間中にシリコンオプティクス社は、コンベンションセンターに程近い、クラウンプラザホテルのグランドロビーを借りて展示を行った。このホテルはかつてのユニオンステーション(鉄道駅)を利用したもので、かつてプラットホーム(列車1編成が置かれている)に面して客室が並んでいる世界でもユニークなホテル。往年の若きインディアナポリスの隆盛をしのばせるホテルのクラシックな威容と、最新の映像技術のコントラストが印象的だ。


2階がかつてのプラットホーム。現在はホテルの客室
デモ会場では、同社のプロセッサーユニット“Theater Sync”と組み合わされたNECのプロジェクターや、HQVの母体となったテラネックス業務用プロセッシングユニットとHQVの比較投射(ほとんど遜色ない)が実演され、興味を引いた。

(ホームシアターファイル編集部・大橋)

[CEDIA2005]

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