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<IFA2005レポート:三菱電機>LVP-HC3000の映写デモ/三菱もLED光源プロジェクターを展示

公開日 2005/09/05 11:28
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三菱電機は、先頃日本国内でも発表のあった0.65型の最新DMD素子を搭載したDLPプロジェクター「LVP-HC3000」を軸にブースを構える。

今回は世界に先駆けて本機の映像を体験できる試写デモンストレーションも行われ、来場者の反響も大きいという。本機は11月に世界同時発売が予定されており、欧州での価格は2999ユーロ前後が見込まれる。1280×768画素の高画質なDLPプロジェクターが手ごろな価格で発売されるということで、話題となっているようだ。

日本でも発表のあったDLPプロジェクター「LVP-HC3000」を出品

HC300の映像を世界で初めて披露した

エントリーモデルの「LVP-HC910」もデモを行う

本機のデモブースの隣には、同社がホームプロジェクターのワールドワイド展開を行い、評価の高かった「LVP-HC900」の後継機「LVP-HC910」もデモを行う。

他にプロジェクターの新製品として、LEDを光源に用いたコンパクトなDLPプロジェクター「PK10」も出展されていた。こちらは0.55型のDMD素子を搭載し、800×600画素の解像度を実現。展示解説員によれば「本機を活用してもらえるベストなジャンルを見極め、年末頃に発売したい」という。予価は699ユーロ。

LEDを光源に用いたコンパクトな「PK10」

62インチのDLPリアプロも参考展示された

その他にも62インチのDLPリアプロジェクションテレビも参考出品された。こちらはTI社の「SmoothPicture」技術により、1080pの解像度を実現しているほか、シリコン・オプティクス社の信号処理回路を搭載する。同社は本機に近いスペックの62インチリアプロTVを既に北米で発売しているが、欧州では今後ホームシアターマーケットの調査を行いながら、ハイエンド商品としての展開が可能かを判断したいとのことだ。

(Phile-web編集部・山本)
[IFA2005REPORT]

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