HOME > ニュース > デノン、全7ch同一クオリティを実現したAVアンプのエントリーモデルを発売

デノン、全7ch同一クオリティを実現したAVアンプのエントリーモデルを発売

2005/08/08
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
デノンから、上位機の思想を受け継ぐ高音質サラウンド回路、ピュアオーディオ・コンストラクションを投入したAVアンプのエントリーモデル「AVC-1920」「AVC-1620」が発売される。


AVC-1920

AVC-1620
■AVアンプ「AVC-1920」/2005年8月中旬発売/¥78,750(税込)
■AVアンプ「AVC-1620」/2005年9月中旬発売/¥52,500(税込)

両機とも信号処理部に上級機種に採用された第三世代SHARC・32bitフローティングタイプDSPを採用。全7チャンネルに同一のクォリティを実現するパワーアンプを搭載するとともに、フロントチャンネルのバイアンプ駆動が可能なサラウンドバックチャンネルのアサイン機能が採用されている。

パワーアンプの電源部には大型のパワートランスと大容量ブロックコンデンサー等が搭載されたことにより安定した電源供給を実現。映像回路への電源は独立したトランス巻き線より供給される。これによってオーディオ回路へ与える影響を抑え、高音質でクリアな音場再生を可能にした。

デノンが長年に渡って培ってきたピュアオーディオ機器開発のノウハウも、構造設計の各所に活かされている。大型トランスを支えるシャーシ部は防振を考慮し、高剛性のトランスフレームを組み合わせたシャーシとの一体性を高めた。また、上位モデルにも使用しているショートリングを使用し、ノイズを抑えこみ各回路に与える影響を排除している。パワートランジスタ等の放熱にもアルミ押し出しの大型ヒートシンクを採用し、ヒートシンクの温度勾配をほぼ一定になるように配慮した設計としている。

映像回路にも高画質ディスプレイを楽しむため3系統のD映像入力端子が採用されたほか、両機ともに充実したビデオコンバージョン機能を搭載する。


AVC-1920の背面端子部

AVC-1620の背面端子部
デザインは昨今のデノンブランドの製品を象徴する「プレミアムシルバー」のアルミフロントパネルを採用し、質感をより高めている。

その他に、AVC-1920にはオートセットアップ+ルームEQ、AVC-1620にはオートセットアップ機能がそれぞれ搭載された。

【問い合わせ先】
デノン
TEL/03-6731-5540

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドDENON
  • 型番AVC-1920
  • 発売日2005年8月中旬
  • 価格¥78,750(税込)
【SPEC】●定格出力:100W×7 ●実用最大出力:150W×7 ●入力感度:200mV ●インピーダンス:47kΩ ●SN比:100dB(TONE DEFEAT ON時) ●周波数特性:10Hz〜100kHz(+1dB、-3dB)(TONE DEFEAT ON時) ●オーディオ入力:アナログ9系統、6chアナログ入力1系統、光デジタル4系統、同軸デジタル2系統 ●オーディオ出力:レックアウト3系統、8chプリアウト1系統、光デジタルアウト1系統 ●ビデオ入力:コンポジット5系統、S端子5系統、D4端子3系統 ●ビデオ出力:コンポジット3系統、S端子3系統、D4端子1系統 ●消費電力:260W(スタンバイ時1W未満) ●最大外形寸法:434W×171H×417Dmm ●質量:12.8kg
  • ブランドDENON
  • 型番AVC-1620
  • 発売日2005年9月中旬
  • 価格¥52,500(税込)
【SPEC】●定格出力:80W×7 ●実用最大出力:135W×7 ●入力感度:200mV ●インピーダンス:47kΩ ●SN比:98dB(TONE DEFEAT ON時) ●周波数特性:10Hz〜100kHz(+1dB、-3dB)(TONE DEFEAT ON時) ●オーディオ入力:アナログ8系統、6chアナログ入力1系統、光デジタル2系統、同軸デジタル2系統 ●オーディオ出力:レックアウト2系統、8chプリアウト1系統、光デジタルアウト1系統 ●ビデオ入力:コンポジット4系統、S端子3系統、D4端子3系統 ●ビデオ出力:コンポジット2系統、S端子2系統、D4端子1系統 ●消費電力:230W(スタンバイ時1W未満) ●最大外形寸法:434W×147H×417Dmm ●質量:11.3kg