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三洋電機、光ピックアップなど基幹部品の供給メーカーとしてBDAへの加盟を表明

2005/06/15
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三洋電機(株)が本年4月末にBlu-ray Disc Association(BDA)に加盟していたことが明らかになった。本件の詳細について、同社広報担当者へのインタビューを試みた。

次世代光ディスクのフォーマットとしてHD DVDを推進するコアメンバーである同社が、この度BDAに加盟する運びとなった背景については、「光ディスクの基幹部品であるピックアップについて、既にPC用のアプリケーションで4割近くのシェアを持つ当社として、今後HD DVDだけでなくBlu-rayのアプリケーションについても製品を供給して必要があると考えたため」と説明している。

同社は既に昨年の時点でBlu-ray関連のアプリケーションについて、ピックアップ等の基幹部品の開発を宣言するとともにプロトタイプの展示をCEATECなどのイベントで行っている。同社はこれまで「基幹部品を供給するためにはBDAへの加盟が必要であることはわかっていたので、その申請を継続的に行っていたが、今回4月末に加盟が認められたと」としている。

同社としては今後、ピックアップをはじめとする基幹部品については、HD DVD、Blu-rayの両陣営に向けて供給していく考えであるが、「Blu-ray側でハード機器を開発する考えはない」と明言する。一方で昨年から開発を明らかにしている、HD DVDプレーヤー、レコーダーについては発表当初のスケジュール通り、順調に開発が進められているとのことだ。

(Phile-web編集部)

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