NIRO、フロントサラウンドシステム4製品を発売 PCに接続するモデルも

2004年07月12日
●(株)niro1.comは、1本のフロントスピーカーとサブウーファーで5.1chサラウンドを実現するホームシアターシステムの第2弾として、新製品4モデルを7月25日より発売する。従来通り直販のみの展開だが、これまでのウェブ販売に加え、電話とFAXによる販売も開始される。

発売するのは以下の4モデル。
「NIRO REFERENCE」\95,000(税込)
「NIRO1.1PROII」\85,000(税込)
「NIRO 600」\65,000(税込)
「NIRO 400」\45,000(税込)
<同時発売予定の別売アクセサリー>
「NIRO SPA VERTICAL STAND」
「NIRO SSU MOUNT ADAPTER」

4モデルは、レシーバー+フロントスピーカー+サブウーファーで構成。フロントスピーカーは1つだけだが、5つのユニットを内蔵する「NIRO-5.D.A.L.」構造を採用。それぞれ独立した音声を再生する。さらに、ドルビーデジタルやDTSなどの5.1ch音声を独自のテクノロジーによって最適化する「NIROSON S.I.P.」技術を使用することにより、1本のスピーカーとサブウーファーだけで自然なサラウンドを実現する。

「NIRO1.1PRO」「NIRO1.1STD」ではレシーバー部にDVDプレーヤーが内蔵されていたが、今回の4製品では省き、外付けDVDプレーヤーを利用するスタイルになっている。また、ドルビーデジタルやDTSなどのデコーダー部と、同社独自開発ソフト「NIRO S.I.P」 を1チップ化したことなどにより、レシーバー部が大幅に小型化した。

レシーバーには新たにメモリーカードスロットが装備され、メモリーカード経由のプログラムアップグレードが可能になった。今後半年から1年のあいだに、音場の定位や音響効果の新技術を確立した場合、希望ユーザーに最新ソフトが記録されたメモリーカードを送付する。また、新しいスピーカーを伴った新製品が発売された際、ユーザーはスピーカーだけを購入し、添付されるカードでプログラムをアップグレードすれば、新モデルと同等の機能を手に入れることができる。

プログラムのアップグレードはメモリーカードをスロットに挿し、本体の電源を入れるだけで行える。このメモリーカードスロットは独自規格のため、デジカメやDVで記録したメモリーカードを差し込むことはできない。

レシーバーは横置きだけでなく、オプションの「NIRO SPA VERTICAL STAND」を利用することで縦置きも可能。出荷状態で対応可能なサラウンドフォーマットはドルビーデジタル、DTS、AAC、ドルビープロロジックII。

4製品はサラウンドだけでなく、ステレオ再生の音質にも注力している。「DVDの視聴は週末に集中する。それ以外はCDをステレオで楽しむお客様が多い」(同社)。高級アンプの開発で培った同社のノウハウが注入されており、「特に『NIRO REFERENCE』が再生する音質、ステージ感は、高級オーディオシステムに匹敵する」という。

また4製品は、近距離視聴で非常に高いサラウンド再生を実現する同社のスピーカー「MovieMouse」に対応している。従来モデルではスピーカーをその都度接続し直す必要があったが、4製品ではMovieMouseと通常スピーカーを同時に接続し、リモコンのボタン操作で切り替えられるようになった。

ここからは4製品の特徴を見ていこう。

■NIRO REFERENCE

「NIRO REFERENCE」は、音質を重視したハイエンドモデル。フロントスピーカー「SSU REFERENCE」は、5本のスピーカーを、分厚い木製のスピーカーボックスに集約する同社独自の技術「NIRO-5.D.A.L.(ファイブダル 5 Drivers Advanced Layout)」を採用した。各スピーカーボックスは板厚12mmのMDF木材で構成。音質に影響するデザインを排除し、このため、スピーカーグリルにはファブリック等を使用していない。仕上げは音がスピーカーボックスから滑らかに放出できるよう高価な鏡面仕上げを採用している。

NIRO REFERENCE

NIRO REFERENCEのレシーバー部。縦置きも可能


レシーバー部の背面。左上の青い部分がメモリーカードスロット

音質を最優先するためサランネットを排除
サブウーファー「WSU REFERENCE」はパッシブ型。8インチのスピーカーとバスレフポートを設け低域を増強し、30Hz〜120Hzの極低音部の再生が可能。スピーカーボックスは板厚25mmの贅沢な木製(MDF)を採用し、無用な共振が無いように十分に配慮されている。4箇所の脚には真鍮製のスパイクを装備して音抜けを良くし、階下に直接振動が響かないように配慮されている。

レシーバーアンプ部は「SPA REFERENCE」という名称で、SPAとはSurround Process Amplifierの略。アンプはデジタルアンプとなっている。出力は30W×5、サブウーファー出力50W。背面部に光デジタル入力2系統、同軸デジタル1系統、アナログ1系統を装備したほか、フロントパネルにも光デジタル入力1系統、アナログ入力1系統、ヘッドフォン出力1系統を用意している。

■NIRO 1.1PROII

「NIRO1.1 PROII」は、「NIRO1.1PRO」のレシーバー部を最新のものに変更し、小型化を実現しながら音質の向上を果たしたモデル。NIRO REFERENCEと同じく、フロントスピーカーに5ch分のユニットを内蔵する。レシーバー部の機能はNIRO REFERENCEと同等で、出力もREFERENCEと同じく30W×5。

NIRO1.1PROII

■NIRO 400

「NIRO 400」は、PCユーザー、女性層をメインターゲットに開発されたモデル。小型テレビの上にフロントスピーカーを置くだけでサラウンドが実現するほか、オプションのマウントアダプター「NIRO SSU MOUNT ADAPTER」を利用すれば、PCや薄型テレビなどのディスプレイ部にフロントスピーカーを取り付けることもできる。オレンジ/シルバー/グレー/インディゴブルーの4色のカラーバリエーションが用意され、好みにあわせて選択が可能。

フロントスピーカーは5cmコーンウーファーを5基搭載し、コンパクトに仕上げた。サブウーファーは13cmウーファーを装備し、奥行き130mmとスリムなのが特徴。サブウーファーをデスクトップに置くこともできる。レシーバー部の機能はNIRO REFERENCEなどほかの製品と同等。アンプの出力は24W×5、サブウーファーは40W。

NIRO 400は4色から選択できる

NIRO400をノートパソコンに接続したところ


「NIRO SSU MOUNT ADAPTER」でディスプレイに取り付ける
■NIRO 600

「NIRO 600」は、NIRO 400の機能をそのままに、音質をパワーアップさせたモデルで、リビングでの使用が想定されている。サービスエリアが広く、6名から8名以上の人で同時に視聴できる。NIRO 400と同じく、テレビの上に置いたり、薄型ディスプレイにアダプターを利用して取り付けたりすることが可能。

NIRO 600のフロントスピーカーは6cmコーンウーファーが5基搭載され、400のものより一回り大きい。サブウーファーには16cmウーファーが使用される。

NIRO 600

400(左)と600(右)のスピーカーを比較

なお、niro1.comの製品はすべて直販のみとなる。購入申込は、同社ウェブサイトのほか、新たに下記の電話、FAXでも受け付ける。

【問い合わせ先】
(株)niro1.com
TEL/0120-261-454(フリーダイヤル)
FAX/0120-261-599(フリーダイヤル)

(Phile-web編集部)
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  • ブランドNIRO
  • 型番上記参照
  • 発売日2004年7月25日
  • 価格上記参照

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