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パイオニア、i.Link搭載のミドルクラスAVアンプを発売

公開日 2003/08/18 17:57
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左)VSA-AX5i-N 右)VSA-AX3-N
●パイオニア(株)から中級マルチチャンネルAVアンプの新製品2モデルが発売される。上位機種のVSA-AX5i-Nでは、i.Linkを搭載しながら10万円台のハイコストパフォーマンスを実現している。

■「VSA-AX5i-N」/10月中旬発売/198,000円
■「VSA-AX3-N」/10月中旬発売/100,000円

VSA-AX5i-Nでは、DVDオーディオやSACDなど高品位なデジタルオーディオフォーマットを、オリジナルのクオリティのまま伝送できるi.LINKデジタル伝送「アドバンスド・レゾリューション・デジタル・オーディオ・インターフェイス」を搭載した。i.Link接続に対応したDVDプレーヤーと接続し、高音質マルチチャンネル再生が可能である。そのほかにも様々なメディアに対応する多彩な入出力端子を装備している。PCオーディオをハイクオリティに楽しめる「USBデジタル入力」や、レーザーディスクの高音質デジタル音声をダイレクトに接続できる「RF入力」も装備。レコードプレーヤーを直接接続できる「PHONO入力」や「D4入出力」など、多彩な入出力端子を搭載し、圧倒的な拡張性を備えている。

VSA-AX5i-N、VSA-AX3-Nの両モデルに共通する特徴としては、ともに自動音場補正システム「MCACC」を搭載した点だ。視聴位置にセットした付属の専用マイクでテストトーンを測定することにより、各スピーカーの音圧レベルや距離、周波数特性を自動補正し、録音スタジオに迫るリアルな音場を再現する。今回のモデルではマイクを本体に内蔵している。スピーカーコンフィグやMCACCはアンプ側で可能になった。

また、高音質フォーマットのクオリティを余すところなく再現するハイクオリティ「ΔΣ型192KHz/24ビットDAコンバータ」や、既存のデジタルソースの音質を高める「オーディオ・スケーラー」機能搭載。デジタル処理の影響で発生する映像と音声のわずかなズレを補正する「サウンドディレイ」機能も搭載された。

ルーカスフィルム社が定める「THX セレクト」規格の認定取得、世界屈指の録音スタジオ「エアースタジオ」の一流エンジニアと共同で音質チューニングを実施するなど、高品位フォーマットの再生において高い信頼性を備えるモデルとなっている。

【問い合わせ先】
パイオニア株式会社
TEL/0070-800-8181-11

(Phile-web編集部)

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【SPEC】
●実用最大出力(JEITA、8Ω、サラウンド時):130W×7ch
●周波数特性:5Hz〜100kHz(+0dB、−3dB)
●全高調歪率(2ch):0.09%(20Hz〜20kHz、100W、8Ω)
●ライン入力S/N比(IHF−A):103dB
●入出力端子:
・デジタル(同軸×2、光×3)、Dolby Digital RF×1(AX5iのみ)
・オーディオ×5(Phono/Line:AX5i、Line:AX3)
・マルチチャンネル入力:7.1ch入力×1
・i.LINK端子:入出力兼用×2(AX5iのみ)
・USBオーディオ入力:1(AX5iのみ)
・映像入力:コンポジット×5、Sビデオ×5、コンポーネント×2、D4×2(DVD/LD、TV/SAT:AX5iのみ)
●出力端子
・プリアウト出力:フロント×1(L/R)、センター×1、リア×1(SL/SR)、サブウーファー×1、サラウンドバック×1(SBL/SBR)
・デジタル:光2
・オーディオ:2
・映像出力:コンポジット×4(AX5i)×3(AX3)(VCR1/DVR、VCR2、MONITOR1、MONITOR2:AX5iのみ)、Sビデオ×3(VCR1/DVR、VCR2、MONITOR OUT:S2対応)、コンポーネント×1(MONITOR OUT)、D4×1(MONITOR OUT、AX5iのみ)
●その他:SR入出力×1
●消費電力:440W
●外形寸法:420W×188H×464Dmm
●質量:20.0kg(AX5i)、18.3kg(AX3)