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ギガスカンサイがエディオンに参画、完全子会社に

公開日 2003/03/28 18:57
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●本日開催の(株)エディオンおよび(株)ギガスカンサイの取締役会において、両社は経営基盤の拡充と経営体質の一層の強化を期し、競争力ある企業グループを確立することを目的として事業統合を行うことについて合意に達し、覚え書きを締結した。

以下、両社が発表したニュースリリースを転載する。

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【事業統合の理念と目的】

家電小売業界は今、各地域内での拡大をいち早く終えた地域量販店がナショナルチェーン化し、量販店同士の競争が全国規模で展開される時代へと突入しました。また、人口構造の変化、ライフスタイル・価値観の多様化、家電の高機能化、ネットワーク社会の到来など様々な要因を背景に、お客様のニーズも変化してきています。

このような大きな変革の時代に対応するため、両社は「お客様第一主義」「地域密着型の事業展開」を目指し、事業統合しようとするものであります。

事業統合にあたって両社はまず、エディオンを完全親会社、ギガスカンサイを完全子会社とする株式交換を実施し、その後子会社のエイデンとギガスカンサイの合併を視野に入れた基盤をより強固なものとし、さらに将来の目標として全国的な店舗網の展開を行い、より多くのお客様に満足度の高い商品・サービスを提供する企業となることを目指します。

統合後両社は、エディオンが現在推進しているデオデオとエイデンの経営資源共有化プロセスに、高効率経営に秀でたギガスカンサイが加わることで中部地区における相互の強みを共有し、よりスピーディーに仕入れ・販売・物流・サービス体制の効率化を実現させ、さらに商品・店舗・システム開発等の事業戦略を一層強化することにより収益力の向上を図ります。

【株式交換等の条件等】
(1)株式交換の日程(予定)
 平成15年3月28日 事業統合に関する覚書商品取締役会
 平成15年3月28日 事業統合に関する覚書調印
 平成15年5月中旬 株式交換契約書承認取締役会
 平成15年5月中旬 株式交換契約書締結
 平成15年6月下旬 株式交換承認株主総会(定時株主総会)
 平成15年9月30日 株式会社ギガスカンサイ 株券提供期間満了日
 平成15年10月1日 株式交換の日

(2)株式交換比率
株式交換比率については、今後、外部機関の算定結果を踏まえて、株式会社エディオンおよび株式会社ギガスカンサイ両者間において協議し決定いたします。

(3)株式交換後の上場に関する事項
株式交換において完全親会社となる株式会社エディオンが上場を維持継続いたします。また、完全子会社となるギガスカンサイは平成15年9月末までに上場廃止となる予定です。

【株式交換後の状況】
(1)商号・事業内容。本店所在地
株式交換後の両社の社名、事業内容、本店所在地は変更ありません。

(2)代表者
株式交換に際して株式会社エディオンの代表取締役副社長に現株式会社ギガスカンサイの代表取締役社長である佐藤健司が就任する予定です。

(3)増加する資本金の額
株式会社エディオンの株式交換による増加資本金は、今後両社間で協議の上決定いたします。

【今後の見通し】
株式交換後の株式会社エディオンの連結業績見通しにつきましては、詳細が決定次第、お知らせいたします。

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