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ナナオ、ハイCPのデジタルビデオ制作システムを発売

2002/12/10
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MediaDirector GP3000-A
●(株)ナナオは、フロントアクセスとビデオカメラなど周辺機器との親和性を考慮した専用設計筐体、独自に開発したナビゲーション・ソフトウエアを組み合わせた、デジタルビデオ制作システムの新商品「MediaDirector GP3000-A」を発売する。発売日は2003年1月20日、価格はオープンだが、40万円前後での販売が予想される。なおディスプレイは別売となる。

本製品は、同社が本年度8月より販売を開始したハイスペックモデル「GP9000」や「GP6000」との組み合わせにより、複数台の導入を検討する専門学校や高等学校でのeラーニング機材としても活用が期待される。フロントには信頼性の高い6 ピンコネクタを採用したDV端子、アナログビデオ/オーディオ入力端子を備える。また本体にスピーカーを内蔵し、セッティングの簡便さと省スペースをあわせて実現している。アナログデッキやNTSCモニターの常時接続を考慮し、AV 入出力端子をリアに配備。マイク、フロント音声入力、スピーカー/ヘッドフォンの音量調整には、フロントからダイレクト操作可能なアナログボリュームを採用している。

ビデオキャプチャーカードには、カノープス製「DVStorm2」を採用。またリアルタイムのデジタルビデオ編集、各種ファイルフォーマットの変換などの動画コンテンツ制作のパフォーマンスを引き出すため、CPU にはIntel Celeron 1.8GHz を採用している。さらに約80GBのハードディスクを1基内蔵し、編集データ用約70GB(約5 時間分)を収録できる。オプションの脱着式ハードディスクをあわせて利用することで、大容量でハンドリング可能なハードディスクを得ることができる。またDV 編集用ジョグコントローラ「DC-1」の装備、同社の独自開発による編集作業支援ソフトウエア「EIZO Navigator」がインストールされ、容易に動画コンテンツ制作が可能になっている点も本製品の大きな魅力の一つである。

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドEIZO
  • 型番MediaDirector GP3000-A
  • 発売日2003年1月20日
  • 価格\OPEN(予想実売価格40万円前後)
【主な仕様】
●プロセッサ:Intel Celeron 1.8GHz
●キャッシュメモリー:1次キャッシュ:12Kμ命令実行トレースキャッシュ、8KBデータキャッシュ/2次キャッシュ 128KB(CPU 内蔵)
●チップセット:Intel 82845PE MCH/Intel 82801DB ICH4
●システムバスクロック:400MHz
●メインメモリー(標準/最大):256MB/2GB
●グラフィックアクセラレータ:NVIDIA GeForce4 MX440-SE
●ビデオメモリー:64MB(DDR SDRAM )
●フロッピーディスクドライブ:3.5 型2 モード(1.44MB/720KB )×1
●ハードディスク:約80GB(システム用/C ドライブ約10GB 、データ用/D ドライブ約70GB)<Ultra ATA/100>
●CD-RW/DVD-ROM ドライブ書き込み:最大32 倍速(CD‐ R )、最大10 倍速(CD‐ RW )、読み出し:最大40 倍速(CD‐ ROM )、最大32 倍速(CD‐ RW)、最大16 倍速(DVD‐ ROM )
●サウンド:オンボードAC97 準拠オーディオ
●内蔵スピーカ:アンプ内蔵ステレオフェーズドメイン方式(40x28mm 2 個)、アンプ出力/2W+2W 、周波数特性/150Hz から20kHz
●DVキャプチャー機能:Canopus DVStorm2
●外形寸法:196W×484×531.5Dmm(本体、突起部含まず)
●質量:約14.0kg(本体)
●ソフトウェア:サポートOS Microsoft Windows XP Home Edition Service Pack 1、ビデオ編集作業支援 EIZO Navigator、ビデオ編集 Canopus Storm Edit ほか