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スカイパーフェクト・コミュニケーションズ社長定例会見が開催される

公開日 2002/05/23 19:42
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(株)スカイパーフェクト・コミュニケーションズ首脳陣による会見が行われ、「スカパー!プラス」のデモが展示された
●(株)スカイパーフェクト・コミュニケーションズ代表取締役社長兼CEO・細田泰氏による定例会見が本日開催され、同社の2001年度(2002年3月期)の決算概況、および2002年度業績見通しに関する報告が行われた。

会見にて細田氏は、はじめに「スカパー!」チャンネルにおける2001年度の加入者状況を報告した。「スカパー!」は2001年3月までに300万件の累計層登録件数を突破。個人契約件数においても順調な伸びを示し、解約率の前年比減少と併せて昨年度は好調な成績を残したと発表した。

さらに細田氏は同社の営業収益において、連結、単体ともに前年と比べ約20%の増加を達成したことを報告した。2002年度の加入者見込みについても、同社にとって最も大きな収益元となる累計個人本登録件数が、7月からの110°CS放送「スカパー!2」の本放送スタートに伴い、現在の約260万件から年度内に300万件を突破できると予測した。第4四半期の黒字化を目標とし、併せて2003年度の単年度黒字化についても目処が立てられる状況であると発表した。また、開幕を目前に控える2002年サッカーワールドカップの全64試合無料放送キャンペーンについては、スカパー!チャンネルの認知度向上と、この4月から5月にかけて236%の新規加入者アップを実現し大きな成果が得られたことが報告された。

細田氏は続き、同社のコア事業として引き続き現行の124°/128°プラットフォーム事業を同社のコア事業として位置付けて行く考えを示した。現在の加入者に対し充実したサービスを継続して展開していくことにより、早期黒字化を図り安定的な収益源として行く考えによるものである。さらに同社の今後の成長戦略としても「スカパー!2」、FTTH、IP系BBといった多メディアへのビジネス展開によるマルチプラットフォーム化を図り、新たな収入源も確立して行く意欲を表明した。

本日は加えて、同社の執行役員常務である斉藤達郎氏により、高機能データ放送サービス「SKY PerfecTV! Plus」のサービス展開の指針が発表された。本放送では、同社がかねてより「オッズプラス」の名称にて展開していた番組連動型データ放送番組をさらに強化して、新たに「スカパー!プラス」の愛称として内容の充実が図られた。本放送のコンテンツとしては、まず6月4日よりtotoやサッカーに関するデータ放送サービスを中心とした「サッカー!プラス」チャンネルを放送開始し、続いて6月15日からは、在宅で勝ち馬投票券の投票ができ(本サービスは8月24日から開始)、競馬に関する幅広いデータが閲覧できる「グリーンチャンネルデータステーション」をスタートさせる。なおこのチャンネルの双方向サービスを受けるためにはデータ放送専用アダプタ(6月中旬商品化予定)、もしくは新開発の一体型受信機であるスカパー!プラス対応CSデジタルチューナー(今秋頃商品化予定)が必要となる。本日これらの製品に関する具体的な内容は発表されなかった。

同社では「スカパー!プラス」の番組連動データ放送を高い収益が見込める重要なコンテンツとして位置付け、今後もショッピングや経済情報、音楽情報などのサービスを続々と展開していく考えだ。今後110°CS放送の華々しいスタートに併せて、さらに「スカパー!」全体のコンテンツが総じて魅力的なものに成長していくことを期待したい。

なお、本日行われた質疑応答の模様は別項でご紹介する。
(Phile-web編集部)

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