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BS日テレ、東芝らが開発のシステムでペーパーレスのチケット販売開始

2002/01/18
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●BSデジタル放送局「BS日テレ」は 、株式会社東芝などが開発した、クレジットカードを利用したe−チケットシステム「フレッシュチケット」によるペーパーレスの販売・管理システムを用い、BSデジタル放送の双方向サービスを使用しチケットの販売を開始する。

実施されるのは、3月に都内で行われるラーメンズらお笑い人気タレントのライヴ公演の販売。販売は、BS日テレ独立データ放送744chにて1月19日(土)放送開始から受け付ける。

今回のペーパーレスチケット販売は、イベント公演のチケット販売としてテレビ放送初の試み。視聴者はBS日テレの画面でクレジット決済を用いてe−チケットを購入すれば、公演会場への当日の入場もクレジットカードを提示するだけでいい。

公演の入場までをチケットレスで実現する販売システムには、東芝が日本信販、セイコーインスツルメンツと共に開発した利便性の高いサービス「フレッシュチケット」が採用されている。
「フレッシュチケット」の特長は以下の3点です。
(1) 既に普及しているクレジットカードを媒体とすることで誰でも利用が可能。
(2) 事前にデジタルテレビ等を用い登録した(視聴者が希望する任意の)2桁のIDと4桁のパスワードを使いチケットの購入が簡単に可能。
(3) 購入者は公演会場へ行くまでに発券の必要が無く、購入時に使用した(登録してある)クレジットカードを当日会場へ持参し専用端末に通すだけ。これにより、これまでに必要であった実券受渡期間を省略できる。現在、開演15分前までの発売が可能であるので、データ放送を利用した当日券販売、割引販売等も可能となる。

BS日テレでは今後、テレビ番組と連動したデータ放送を用い、映画・音楽・スポーツなどテレビ番組を見ながらその場で、チケットの購入、入場までをペーパーレスで提供することができるようになり、このシステムを積極的に採用し「イベント運営」と「放送」をより一体化させたサービスを提供していく予定である。(Phile-web編集部)

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