Bowers & Wilkins「Px8 S2」を歴戦の評論家たちが高評価する理由とは? 「“音質もノイキャンも両方できる”の最高峰」
高橋 アコースティック系がいけるというのはきっと誰もがわかっているでしょうし、期待されている部分だと思うのですが、エレクトリックなK-POPのような曲もしっくり来るんですよ。ハイエンドがしっかり出ていて、しかも滑らかな部分であったり、エッジが痛くないけどキラキラしている、みたいな部分とか。
周波数帯域で言えば、ローエンドが出ていてローミッドもちょっと乗ってくれる辺りにある、クラブ系以降のローの出し方みたいなのを取り入れた今時のJ-POPだったりVTuberの音であったり、そういう曲を聴いた時にもすごくしっくりくるモデルですね。

野村 そうですね。 アコースティック系はリアルに、でもじゃあ打ち込み系がダメかっていうとそんなこともなく。「余計な演出がない」というのが大事なのかなと思います。トランジェントの良さ、つまり音の立ち上がり、立ち下がりの余計な音がしないという要素ですね。
Px8 S2では「高解像度でトランジェントの良いユニットって、高音域がちょっとキツイよね」っていう世界観から抜け出して、「いやいや、そういうの関係なしにこういう音を表現できるんですよ」というレベルに達したのが本当にいいなと。
編集部 なるほど。
野村 加えて言うと、オーディオマニア向けすぎるチューニングにならないように気を使ってくれたような印象もありますね。
例えば、高域が少しガチャガチャにマスタリングされたJ-POPなどをクラシックが得意なヘッドホンで聴いたときに、その高音域が耳に痛い場合もあるじゃないですか。Px8 S2ではそういうのがないんです。オーディオマニアじゃない人が使っても、オールジャンルいけます。
高橋 デザインを気に入って買ったみたいな場合でも、それ以外の部分で不満が出るようなことがないモデルだなと僕も思います。
野村 一点挙げるとすれば、ゲームミュージックだったり、アニメや映画の劇伴みたいな曲は特に聴きやすいかもしれません。自然にBGMとして楽しめるような音になっているのだけど、音色の存在感はしっかりある、という聴こえ方をしてくれます。
高橋 ちょっと演出的な派手な音のものを聴いても、そこが突出しすぎないということですね。
野村 そうなんです。迫力はあるんだけど、長時間聴いても聴き疲れしないんですよ。ちょっと優等生すぎて粗を探したくなるんですけど、粗がないんですよね。
高橋 オールジャンルいけるので、何に合う合わないみたいなオススメはしにくいという…。
野村 我々ライター泣かせなモデルです(笑)。
Px8 S2は「 価格以上の価値をしっかりと感じ取れる」
高橋 ワイヤレスの音がいい、というのも当たり前のようですが大きいですね。もちろん一番高音質で聴くのならUSBケーブルでデジタル接続してのハイレゾ再生なんですけど、ふだんはほぼワイヤレスで聴いています。

野村 便利ですし、日常使いなら音質もまったく不満ないレベルですもんね。「ワイヤレスでもいいじゃん」と思えてしまう質の高さがある。
高橋 実際にしばらく使ってみて、そこのインパクトは大きかったです。一応仮にも評論家という職業でやらせてもらってる僕が、ワイヤレスの誘惑に思いきり負けてしまうぐらいのクオリティに達してるというのはあらためてお伝えしたいですね。
野村 もうひとつ、装着感も僕は気に入っています。こんなにハウジングが小さいのに耳たぶに当たらないというのがすごいなと。柔らかい感触である程度沈み込むんだけど、ちゃんと収まって、応力がどこかに偏ることがないというか、押し付けが強くなることがないので、長時間使えるのがいいなと。
高橋 メガネと喧嘩しないのもいいですよね。
編集部 音質も、ノイキャン性能も、そして装着感も総じて高いレベルにあるのがPx8 S2だ、ということですね。
野村 ちょっと体験してみれば、あとはもう気になるポイントは値段くらいでしょうね。これはすごいことですよ。しかも、価格も一見するとたしかに高価ではあるんだけど、その価格以上の価値をしっかりと感じ取ることができます。ハイエンドの頂点として、こういう確固たる存在感を持った製品があるということが本当に嬉しいですね。
編集部 なるほど。本日はおふたりともありがとうございました!
(提供:ディーアンドエムホールディングス)

