買取専門店だからできる「ヴィンテージオーディオの橋渡し」。オーディオランドに話を聞いた
オーディオファンであれば、中古品を購入したことがある方も多いだろう。中古品を選ぶ理由は「新品よりも安く購入できる」「すでに新品では売っていないレア物が手に入る」など色々あるが、中古で “しか” 手に入れることができない製品もある。それが「ヴィンテージオーディオ」だ。
ヴィンテージには現行オーディオにはない魅力がある一方、買う側はもちろん、売る側にとっても技術や知識が求められる。そんな中、オーディオ買取専門店の「オーディオランド」では、ヴィンテージオーディオの買取にも力を入れているという。
今回、オーディオランドを展開するTunagu株式会社の玉田隆介さんに、ヴィンテージオーディオの買取に力を入れる理由や、その魅力について伺った。
<本記事は2024年4月に掲載した記事を修正し、再掲載したものです>
「貴重なヴィンテージオーディオを正しく扱い、“橋渡し”したい」
「まず『オーディオはどこからがヴィンテージか』に関してはさまざまな考え方があり、厳密な線引きも難しいかと思いますが、少なくとも弊社の場合、基本的には1980年代以前の製品をヴィンテージとして扱わせていただいております。あくまで体感にはなりますが、それを踏まえて、お取引全体のうち10-15%程度はヴィンテージ品を扱わせていただいております」(玉田さん)。
オーディオランドは2009年の設立以降、実に35万点以上(2026年7月時点)ものハイエンド・ヴィンテージオーディオの買取を行ってきた。その中で10-15%を占めるとなると、単純計算で約4万点の製品を扱ってきたことになる。
そもそもヴィンテージオーディオ自体、決して母数が多いわけではないだろう。なぜそれだけの買取を実現できているのだろうか。
「弊社スタッフは皆オーディオ好きなこともあり、買取などの際、できる限りお客様とお話をさせていただいております。するとヴィンテージオーディオをやられている方ほど『こんなにオーディオのことを分かっている買取業者さんもいるんだね』と、弊社のことを信頼して、その後もご利用してくださるようになります。
ヴィンテージオーディオをやられている方の場合、ヴィンテージを手放しつつ買い替えで別のヴィンテージを購入されるケースも多いですし、またご高齢の方ですと “終活” として機材整理を行ったり、あるいはご家族の方から『生前、亡くなったらオーディオランドに連絡してと言われていた』とご依頼いただくこともあります。
ヴィンテージに限らず、弊社では確かなオーディオの知識とノウハウを以って、業界最高水準の買取価格を出せるよう頑張らせていただいております。こういった行動がお客様の信頼につながっているからこそ、お声がけいただけているのだと自負しております」(玉田さん)。
まさにオーディオランドの掲げる「信頼と実績」があってこそ、ということだろう。とはいえヴィンテージともなると現在とは電機的な規格が異なっていたり、パーツが手に入りづらかったりと、現行オーディオより扱いが難しいことは想像に難くない。それでもヴィンテージオーディオの買取に力を入れる理由とは何だろうか。
「いくら価値のある機器であっても、分からない人にとってはガラクタ同然となり得ることもありますよね。例えば持ち主が亡くなった後、ご家族によって廃棄されたり、手近なリサイクルショップに引き取られたりするケースが多々あります。
一方、ヴィンテージオーディオは市場で価格が高騰しているので、オーディオに明るくない中古業者にとっても魅力的な商材なんです。もしそういう業者が買い取った場合、適切なメンテナンスを行えずに内部の配線を切ってしまったり、あるいは中身を丸ごと、現行の安価な回路と入れ替えてしまうことなどがあります。
たとえケーブル1本でも切ってしまったらフルオリジナルの状態ではなくなり、ヴィンテージオーディオとしては価値が下がってしまいます。しかし弊社には専任の技術スタッフがいるため、適切なメンテナンス、管理によって生かし続けることができます。
もちろん買取金額も頑張らせていただいておりますので、貴重な機器たちがこれ以上減らないよう、きちんと適正な価格で買い取って、適切なメンテナンスや動作確認をしたうえで求めている方にお渡しするという、いわば “橋渡し” の役割を果たしたいと考えています」(玉田さん)。
「ヴィンテージでしか聴けない雰囲気のある音」が魅力
オーディオにもさまざまなスタイルがある中、ヴィンテージオーディオはまさに「ひとつの世界」と言えよう。改めて、玉田さんの考える「ヴィンテージオーディオの魅力」を伺った。
「やはりヴィンテージオーディオには、その年代の機器でしか聴けない、雰囲気のこもった音があるように感じますね。もちろんコレクション性や見た目も魅力のひとつだと思いますが、パーツ交換などがなされていないフルオリジナルであることが重視される理由として、『その音を求めているから』というのがあるかと思います。
特に1970、80年代というのは、オーディオメーカーさんも良い音を出すために採算度外視で製品を作って、場合によっては、かかった経費から値段を設定するといったこともあった時代だと聞いたことがあります。そういったメーカーさん、エンジニアさんたちの想い入れがふんだんに詰まっているというのもヴィンテージの魅力のひとつでしょう。
また、ヴィンテージとなるとどうしても個体数は減っていく一方ですし、見た目は綺麗でも分解してみたら中身を丸ごと入れ替えられていた、というケースもあります。なのでフルオリジナルだったり、状態の良い個体を見つけることの喜びもあるかもしれませんね」(玉田さん)。
先述の通り、オーディオランドではこれまでに数多くのヴィンテージオーディオを買い取ってきたという。そのどれもが貴重な製品たちであることは間違いないが、中でも特に記憶に残っている、印象深い個体とはなんだろうか。
「これまでに非常に多くの製品を買い取らせていただいてきましたが、中でも印象深いものとなると、 “アンプの神様” と呼ばれたある方のご家族の方から、その方の機材一式を買い取らせていただいたことはよく覚えております。
また、ヴィンテージオーディオファンの方のご自宅で聴かせていただいた励磁型スピーカーも印象深いですね。艶っぽい、色っぽい音で、抜群に良くて感動したことを今でも覚えています」(玉田さん)。
買取専門業者が考える「ヴィンテージオーディオで気をつけること」
大いに手間がかかるとしても、何物にも変えがたい魅力がある。むしろそんな手間も楽しむのがヴィンテージオーディオなのだろう。最後に、もし「これからヴィンテージオーディオを始めよう」と思った場合、どんなことに気をつけるべきかを伺った。
「まずは『信頼できる業者から購入』することが大事です。あまりオーディオに明るくないリサイクルショップなどの場合、数十年前に買い取った製品をそのまま置きっぱなしにしている、なんてこともあり、いざ買って電源を入れてみたら内部に溜まった埃でショートした、なんてケースは多々あります。
また、中にはどこかのパーツを現行品と交換していたり、先述のように丸ごと安価な部品と入れ替えた個体も出回っているので、そういった状態を正しく確認・認識できるという意味でも、しっかりした業者さんを選ぶことは重要ですね。
そして『信頼できる業者かどうか』は、売る際にも重要になってきます。というのも、ヴィンテージオーディオだとシリアルナンバーやロットなど、細かいところで大きく相場が変わってきます。一方で先述の通り、オーディオが専門でない業者にとっても魅力的な商材です。
すると、たとえば同じ型番なのに相場は50-100万円と大きな幅があった場合、業者によっては商品の重要なポイントがわからず、損をしてしまうことを恐れるあまり『最高50万円』から査定を行い、本来の価値と大きくかけ離れた査定額で買取されてしまう事がありますね。
ですが手前味噌ながら、弊社でしたら『なぜこの製品は相場に幅があるのか』『状態はどうなのか』などしっかり理解したうえで査定を行わせていただきます。例えば、マランツのプリアンプ『Model 7』などはオリジナル、復刻、キットモデルなど多数ありますが、オリジナルでも初期モデルか否か、あるいはシリアル次第で査定額は40万円から200万円オーバーまで幅が出てきます。
復刻やキットモデルの判別は容易ですが、オリジナルで中のパーツやパネルカラーの違いでこれ程の幅が出てくるのですから、そこまで詳しい査定をしてくれるショップはほとんどありません。年代物の、個体が少なくなってきている貴重な機材ほど、商品の特性や価値のわかる本当の専門店にご依頼いただければと願います。もしご自宅に眠っているオーディオ機器などございましたら、是非とも私たちにお任せください」(玉田氏)。
そんな方、ぜひ「オーディオランド」にご相談ください!
オーディオランドが選ばれる3つのワケ
1. 知識・経験・オーディオ愛が豊富な専門スタッフが在籍
2. 市場動向をいち早くキャッチ。常に最新の買取 “保証” 価格でご案内
3. 最短即日で現金払い! 日本全国どこでも無料出張買取
相見積もりも大歓迎! まずはお問い合わせください!
お電話見積もり:0120-976-355(※営業時間:8:00 - 22:00 年中無休)
お問い合わせはこちら→https://audio-land.com
(協力:Tunagu)

