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小悪魔要素は全部お兄ちゃんに向いている?

優しい世界にちょうどいい毒と刺激を。『花ふるコロニーロット』岡本信彦さん演じるキャラの魅力とは?

2022/06/03 編集部:杉山康介
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(株)viviONは、WEBサービス「DLsite comipo」および電子書籍&音声アプリ「comipo」にて、ボイスコミック『花ふるコロニーロット 〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜』をリリースした。ボイス付きの漫画というものはかねてより様々なサービスで展開されているが、同社のボイスコミックは、自分のペースでページをめくることができ、追いかけるようにページ内の音声が再生されるという、これまでにないスタイルのものだ。

今回ファイルウェブでは、本作のキャスト陣にインタビューを実施。ここでは主要キャラクターの1人である遠野蓮を演じた岡本信彦さんに、ボイスコミックの魅力や作品についてなど、様々なことを伺った。



●遠野樹役:小野友樹さんインタビューはこちら
●蕃茄なずな役:茅野愛衣さんインタビューはこちら

「音声コンテンツが声優業の職人的なところの柱になるとありがたいですね」

ーー本日はよろしくお願いします! 我々はオーディオやAVを中心としたメディアなのですが、岡本さんはイヤホンなどにご興味、こだわりなどはおありですか?

岡本信彦(以下:岡本):こだわりというわけではないですけど、普段はノイズキャンセリングが搭載されたイヤホンを使っています。やっぱりノイズキャンセリングに慣れちゃうと、これ無しでは過ごせないですね。

ーーおっしゃる通り、今やノイズキャンセリングはほぼ搭載してて当たり前の機能になってきていますね。

岡本:それこそ声優さんでも音が好きで、ハイレゾとか高級イヤホンとかを使ってらっしゃる方もいますが、音の世界は……あまりに深すぎて手出しができない。飲み会とかで音マニアの方が集まると、もう入れなくなっちゃいますね(笑)。

ーーこだわる方はどこまでもこだわる奥深い世界ですからね。もしご興味を持つことがあったら、是非とも我々にご一報ください!

さて、今回の『花ふるコロニーロット 〜26歳OL、ガーデニング男子に弟子入りする〜』はボイスコミックコンテンツですが、近年はこういった音声コンテンツがどんどん増えてきています。“出る側”の立場として、岡本さんは音声コンテンツの普及をどのように感じられますか?


(C)スズキイオリ/杏穏希厘/comipo comics

岡本:すごくありがたくて、もっと流行ってほしいなって思います。最近はYouTubeやSNSの台頭もあって、声優という職業がマルチになってきたじゃないですか。例えばテレビやYouTubeの配信番組に出演したり、SNSを駆使して自分を発信したりと、いろいろな方法でコマーシャルができるようになりましたし、そういうのが得意な方にとっては強力な武器になりますよね。

ただ、そういったタレント的なお仕事というのは、自分を出さずキャラクターにとことん合わせて芝居する職人気質なタイプの方にとっては不得意な場合もあると思うんです。マルチ化が進んできたからこそ、「音声コンテンツ」が声優業の職人的なところでの柱として構えてくれていると、非常にありがたいです。

ーーなるほど。ちなみに岡本さん自身、イチ視聴者として音声コンテンツを楽しむことはありますか?

岡本:いわゆる“ながら聴き”というと、YouTubeを流していることが多いですが、どちらかというと「近しい人の情報を知る」ような感覚になっちゃうんですよね。これも不思議なもので先輩方の出演作だと純粋に楽しめるんですけど、同期や後輩が出ている作品になると急に勉強モードになってくると言いますか。

ーー茅野さんも「声優になって逆にあまり聴かなくなった」とおっしゃってましたが、岡本さんもそういったタイプなんですね。ちなみに小野さんはVTuberにどハマりしてるとおっしゃってました。

岡本:ですよね(笑)。でも、VTuberは基本的に素顔が見えない方々ですし、人気のある方ってすごい叩き上げな感じがするんですよ。自分の築き上げてきたセンスとトークスキルを持っていらっしゃるので、小野さん的にはそういうのを勉強するところもあるんじゃないですかね。

ーー言われてみれば、確かにVTuberは“素顔が透けてこない”タイプの音声コンテンツですね。

ボイスコミックというと比較的動画形式のものが多いかと思いますが、『花コロ』は電子書籍のように自分でページをめくって読み進めると、ページごとに音声が再生される珍しいスタイルです。実際に試してみて、どのような印象を持たれましたか?


岡本:漫画を読むうえで新しい要素として「声」が付いてくるので、これまで以上に臨場感や、ドキドキワクワクを感じていただけるように思います。それに『花コロ』は最初から「こういう声のキャラクター」として楽しんでいただけるので、アニメ化などする際には、ぜひキャストそのままで演じられたら嬉しいです。


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