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フラグシップモデル「HD90」日本展開が明らかに

<特別インタビュー>“DLPプロジェクターの雄”オプトマに迫る − 強力新製品を日本に続々投入

2014/11/07 インタビュー/記事構成:ファイル・ウェブ編集部
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■リビングシアターやゲーム用など、様々なシーンで楽しめるオプトマの最新プロジェクター

林氏: EH503は、まさにリビングシアターや学校教室向けに開発した高品位モデルです。レンズを別売とし、リビングや教室の広さ、設置位置にあわせて「標準」「長焦点」「短焦点」の3種類のレンズから選択できるようにしました。

EH503

明るい環境のリビングシアターでも使用できるモデル

5,200ルーメンという高輝度を実現することで明るいリビングルームでも映像を楽しめるようにし、マルチカラープロセッシングを備えた高画質技術「Brilliant Colorテクノロジー」も採用することで、映像をより繊細に鮮明に表現します。

レンズ交換型であることが特徴

本体天面に操作部を設けている

−− また、2日前に発表されたばかりの輝度3,200ルーメンでコンパクトな「HD26」や、1.1m距離で100インチ投写が行える超短焦点モデル「GT1080」などは、普段の生活空間で映画だけではなく様々な使い方ができるモデルですよね。

林氏: この2機種は基本設計が共通の姉妹モデルです。異なる使用シーンを想定して特長づけました。HD26は、輝度3,200ルーメンのレンズを持ちコンパクトな筐体サイズで、リビングやパーティなどカジュアルな明るい環境で手軽に使用できるモデルです。

HD26

GT1080

一方、GT1080は1.1m距離から100インチを投写する固定短焦点レンズ採用で、リビングシアターのほかにも、プライベートルームでゲームを楽しむなど狭い空間での投写も想定しています。

GT1080で1.1mの至近距離から100インチ投写している様子

しかも、いずれもコストパフォーマンスを高めた点が共通しており、HD26は実売9万円前後、GT1080は実売12万円前後という低価格帯としながら、1,920×1,080のフルHD投写と3D映像への対応を実現し、MHL接続にも対応しています。加えて、高画質技術「Brilliant Colorテクノロジー」も採用するなど画質も高めています。オプトマの技術力とコストパフォーマンスの高さを両立したプロジェクターです。

−− よくわかりました。続いては、これから日本で登場予定の新製品や、“4K”などのキーワードも含め、御社の今後の展開について可能なところまでお伺いしたいと思います。

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