季刊・アナログ特別増刊

やさしくできるアナログレコード再生の本

2015年1月26日全国一斉発売!

定価2,000円(本体価格1,852円)

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表紙デザイン:SDO フォト:田代法生


■お詫びと訂正
『やさしくできるアナログレコード再生の本』の巻末・最新版「アナログ関連機器データファイル2015」におきまして、以下のモデルの抜けがありました。読者の皆様、関係各位にお詫びするとともに、ここに追加をさせていただきます。

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ジャンル:フォノイコライザー
モデル名:REQ-77S
価格:\1,080,000
ブランド:SPEC
概要:シンプルで位相特性に優れたCR型イコライザーを採用。使用するオイルコンデンサー、マイカコンデンサーにはSPECのカスタム品をふんだんに採用している。MC入力には超ローノイズのバイポーラ入力、MM入力には超ハイスルーレートの高性能オペアンプを採用することで、カートリッジの能力をフルに発揮させる。電源部はセパレート構成になっており、新開発のSiCショットキーバリアダイオードと相互干渉を排除した左右独立電源で中低域の充実したサウンドを実現する。
仕様:【アンプ部】(入力)●MCゲイン:60dB●入力インピーダンス切替:20Ω/200Ω●MMゲイン:40dB●入力負荷容量切替:0pF/100pF(出力)●RCA:0.5 Vrms、XLR:1.0Vrms●RIAA:偏差:10Hz〜50kHz±0.25dB以内●入力換算ノイズ:-140dBV(MC)●サブソニックフィルター:-3dB(20Hz)●サイズ:260W×84H×387D●質量:5.0kg【電源部】●電源電圧:AC100V、50Hz/60Hz●消費電力:10W●サイズ:260W×84H×380Dmm●質量:6.0kg●取り扱い:スペック


『やさしくできるアナログレコード再生の本』刊行にあたって

ハイレゾ時代にこそ見直されるアナログ
「何を? どうやって?」を解決する一冊です。

いま、最も面白いアナログレコード。本誌を読めば、すぐにその音が楽しめる!

“ハイレゾ”時代を迎えてデジタル全盛のいま、「アナログレコードの復権」が話題となっています。30p×30pサイズの大きなジャケット、回転する盤に針を降ろす儀式など、デジタルで失われつつある「モノとしての魅力」「形あるものとして所有する喜び」「音楽を聴いている満足感」……これらはアナログレコードならではの醍醐味です。入門機器から憧れのハイエンド機器まで、いまも新製品が登場し続け、さまざまな嗜好に合わせた選択肢があるなか、「何を使い、どうやって聴くのか?」。本誌はアナログレコード再生を始めたいエントリー層、そして再び始めたいリターナー層へ向けて、"アナログ専門"の定期刊誌『季刊analog』がお届けする特別増刊号です。これまで培ってきたアナログレコード再生へのノウハウを集約。アナログレコードならではの魅力から、機材のセットアップ方法の解説、お薦めの機器ガイド、そしてさらに良い音で楽しむためのテクニックなどを盛り込んだ、「これからのアナログレコード再生」のガイドブックです。

< これは便利! すぐに役立つスペシャル企画 >

巻末・最新版「アナログ関連機器データファイル2015」

ジャンル別に写真つきでプロフィールと製品仕様をご紹介!
●カートリッジ 225 models ●アナログプレーヤー 93 models
●トーンアーム 37 models ●フォノイコライザー 98 models
●昇圧トランス&ヘッドアンプ 31 models

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別冊付録「主要レコードショップ ガイドマップ」

レコード探しの手引き! レコード店の集まる地域別・地図つき店舗ガイド

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やさしくできるアナログレコード再生の本の目次はこちらから

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主な内容〜CONTENTS


『やさしくできるアナログレコード再生の本』巻頭言



アナログの魅惑の世界へようこそ!

アナログレコード再生の楽しみはどこにあるのか。存分にその魅力を味わうための持ち味を探りながら、長く楽しんでいくことのできる、アナログならではの発展性までを解説。(井上千岳)

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アナログレコードとは? 初めてレコード再生を楽しむ人に

レコードとCDなどのデジタルソースとでは、プレイして聴くにあたって、どのような違いがあるのだろうか。また、アナログレコードはどのような仕組みと成り立ちなのだろうか。ここでは基礎的なアナログレコードの知識や歴史を解説する。(井上千岳)

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保存版マニュアル

アナログレコード再生に必要な機器と接続チャート

アナログレコードのプレーヤーは、CDのようにプレーヤーだけ導入してもきちんと音の出ないことが一般的。これは盤に刻まれた信号を、フォノイコライザーを用いて信号を元の音楽信号に戻す必要があるためだ。では、プレーヤーはどのように接続をすればよいのだろう。「アナログプレーヤーを入手したけれど、どうすれば正しく鳴らせるのかよく分からない」。そんなお困りの方へ分かりやすい接続チャートで図説する。

@レコード再生へのいざない 〜何があってどう使うのか〜

さらに、アナログを楽しむのに必要となる機材、それぞれの仕組みと特徴、そしてつなぎ方を解説していく。(炭山アキラ)

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<基礎調整編>アナログセットアップ図鑑 〜調整方法〜交換の仕方まで〜

ここではプレーヤーの各部分の働きから、セッティング、調整方法まで、実際に行うための解説を写真つきで詳しく説明する。カートリッジとヘッドシェルの交換方法や接続方法、アームの調整法など、アナログの奥深さを一歩進んで積極的に楽しむためのテクニックを伝授する。

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Aレコード再生を始めてみよう 〜使い方と調整方法〜

幅広い価格帯でさまざまなラインアップがあるプレーヤー。そこからお気に入りの愛機を探すには、どのような視点で選べば良いのだろう。迷った時の決め手をガイドする。また、実際に購入した場合のセッティングのコツ、調整方法など、お役立ち情報も満載。(炭山アキラ)

B手持ちの機材を存分に生かす「メンテナンスのワザ」

「想い出のLPとともに、しまったままにしていたプレーヤーを久方ぶりに使ってみたけど、どうも調子が悪い」、あるいは「中古のプレーヤーを入手したので、きちんと整備したい」。そんな要望をお持ちの方へ贈る、アナログレコード・ライブラリー復活への「チェック項目」と「メンテナンス法」ガイド。いまこそ、アナログ再起動! リターナーに捧げる、愛機復活の必見チェックポイントと修理メンテナンスのいまを徹底解説。もちろん、大切な愛機を長く使い続けたい人にも、ぜひとも読んでもらいたい。(炭山アキラ)

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蘇れ! アナログプレーヤー 故障時の"救急箱"

アナログレコードを長年にわたって安心して楽しむため、押さえておきたい修理業者をご紹介!(プレーヤー、アーム、カートリッジなど、得意とするジャンルなどを4ページにわたり掲載)

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Cアナログ関連アクセサリー活用術 〜使いこなし&注目アクセサリー紹介〜

何かをすれば、やっただけ違う音を聴かせてくれるアナログレコード。変わるからこそ、音をより魅力的に進化させるための多種多様なアクセサリーが生まれてきた。それらを活用すると、どんな楽しみと効果があるのだろう。ここでは「シェルやケーブルなどのパーツ類」と、「クリーナーなどのケア用品類」から、選りすぐりのアクセサリー達をご紹介する。(炭山アキラ)

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HARDWARE

エントリークラスのレコードプレーヤー5モデル徹底試聴

手頃な価格で使いやすい、話題のアナログプレーヤー5モデルの魅力を探る企画。アナログレコードは、決して高価なプレーヤーを買わなければ楽しめないものではない。入手しやすい価格帯でも、アナログの魅力を味わい、しかも初心者にも扱いやすいモデルが揃えられている。ここではそれらの音質や使い勝手をじっくりとチェックした。(石原 俊)

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オーディオ評論家3人が選ぶ 初心者/リターナーに薦めたいこのモデル

アナログレコードが聴きたい、それもできるだけいい音で。そのためにはプレーヤーやカートリッジが必要となるが、どのモデルを選べば良いだろう。この根本的な悩みを解決するため、日頃アナログに親しんでいるオーディオ評論家3人、石原 俊氏、井上千岳氏、鈴木 裕氏がお薦め機器をセレクト。製品選びのポイントを探る。

 
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お薦めのリーズナブルカートリッジ&フォノイコライザーアンプ
手頃な価格で楽しめる機器を一挙掲載!

憧れの高級機を紹介PHASEMATION/EAT/CLEARAUDIO/LUXMAN/TechDAS

 

注目ブランドがお薦めする話題のアナログアイテム

KRYNA「アナログ再生に便利なボードとフォノEQ内蔵超小型アンプ」

ACCUPHASE「フォノEQボード増設でアナログ再生できるプリメインアンプ」

SAEC「フォノ・バランスケーブルSCX-5000」

ZONOTONE「レコード再生の魅力を引き出すアクセサリー」

OYAIDE「充実のアナログアクセサリー」


特別企画 アナログレコードを巡る現状

「レコードを入手するために」新譜編&中古編

アナログ再生を楽しむために必須となるレコード盤。その入手は現在、果たして難しくなっているのだろうか。気になるレコード盤を取り巻くいまの状況を新譜編と中古編に分けてレポートする。(和久井光司)

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注目の高音質レーベル「TACET」

レコードができるまで 〜写真で見るプレス工場ツアー〜

アナログレコードはいま、どのように作られているのだろうか。日本国内で現在唯一(アジアでも唯一)のレコードプレス工場である東洋化成の末広工場を訪ね、なかなか見ることのできないその工程を6ページにわたって写真でご紹介する工場ツアー。

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SHOP アナログレコードを始めるならこの店へ!

アナログファンなら行きたいオーディオショップ紹介「SOUND CREATE」

アナログが楽しめるショップ紹介「AFRO AUDIO」

魅惑のヴィンテージオーディオの世界へ「Vintage Join」


analog注目製品レポート

心強い静電気対策グッズを一挙に試す

シェル周りのグレードアップでカートリッジの性能を引き出す

モノラルへのいざない〜お手頃価格のモノラルカートリッジ

注目のカスタムリードワイヤー


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定価2,000円(税込) / A4変形判、頁数:約146ページ+別冊付録

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