iOS 26で加わった「新作着信音」をチェック! 共通する意外な特徴とは?
高橋 敦iOSのメジャーアップデートでは様々な新機能が追加され、それらが盛んにアピールされます。特に最新のiOS 26はルック&フィールの一新を伴う特に大きなアップデートですから、新機能もここですべてを挙げるのは無理なほど満載です。
ですがここでは一旦、それらの新しいルックや新しい機能とはまた別の新要素に目を、いや耳を向けてみましょう。iOS 26では「新しい着信音」も追加されているのです。
iOS 26で追加された着信音のポイントは、その多くが既存着信音「反射(リフレクション)」のバリエーション、アレンジ版であること。
[設定]アプリ>[サウンドと触覚]>[着信音]に進んで[リフレクション]を選ぶと、その中に以下の7つ、既存1+追加6バリエーションのリフレクションが用意されています。
──
・デフォルト:オリジナル版/単音色
・ポップ:転がるような音色
・軽快:オルゴール的な音色
・高揚:EDM的なアゲサウンド
・池:尺八的な音色で「蛙飛びこむ池の音」的な世界観
・反射:やや硬めのクリアな音色
・夢想:ニューエイジ&エレクトリックな雰囲気
──
例えば「早く出ろ早く出ろ」みたいな切迫感のある着信音が苦手なら、前半の音色のアタックを柔らかめにしてある[デフォルト]が良いですし、聞き取りやすい着信音がよいなら、よりくっきりとした音色の[反射]があります。細かな好みに合わせて選べるバリエーションが揃えられました。
この「ひとつの着信音をアレンジしてバリエーションを広げる」手法が特にフィットするのは、デュアルSIM環境のユーザーかもしれません。
回線ごとに別アレンジの「反射」を設定しておけば、まず「反射」のメロディが聞こえてきたらその時点で通話着信だと認識できます。その上で「反射」のアレンジの違いでプライベートの番号と仕事の番号のどちらにかかってきたのかがわかる、といった具合です。回線ごとに全く別の着信音にするよりも、より直感的に認識しやすいのではないでしょうか。
なお残りのひとつの新規追加着信音は「小鳥」というもので、そちらは完全新作。何となくユーモアを感じさせる面白めの着信音という印象です。着信音としてはスタンダードな系統ではない気がするので、周りと被りにくいよう、ちょっと外した着信音にしておきたい方に合うかもしれません。
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