トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2020/07/09 06:40
【連載】ガジェットTIPS

ACアダプターが壊れた!代替品を探すときのポイントは?

海上忍
ほとんどの電化製品は、直流(DC)で動作します。しかし、家庭のコンセントから供給できる電気は交流(AC)のため、ACからDCに変換する装置が必要になります。その装置は製品内部に設置するか外付けにするかのいずれかですが、小型・軽量が重視される電化製品は外付けを選択することになります。

ACアダプタの代替品を探す場合のチェックポイントは?

外付けを選択したとき必要となる機器が「ACアダプター」です。直流に変換した電気は、電化製品にプラグを挿して伝えることになりますが、そこには大きな罠が。プラグ形状が物理的に一致、つまり「無理なく挿し込め」ればそれでOKと結論付けてしまいそうになりますが、安易に使うと故障や火災を招いてしまう危険なものです。

チェックポイントの1つは「極性」。丸いプラグは外周と内周がそれぞれプラスとマイナスになっており、内側がプラス(センタープラス)かマイナス(センターマイナス)かの2種類が存在します。極性が異なるACアダプターを使うと、最悪の場合部品が焼けるなどして故障の原因になります。

プラグの極性は、ACアダプター本体に記載されています。中心部を指す線が「+」につながっていればセンタープラス、「-」につながっていればセンターマイナスです。電化製品本体側の表示と一致しないかぎり、接続してはいけません。

プラグの極性は、ACアダプタ本体に記載されています

もう1つのチェックポイントが「定格電流」。電化製品が必要とする電流より大きいぶんには構いませんが、少ない場合ACアダプター側が破損、最悪の場合炎上する可能性があります。定格電流ギリギリで使うことは危険で、30%から50%ほど大きいものを使うことが望ましいとされています。

なお、入力電圧は日本の場合100Vですが、最近のACアダプターは「100-240V」のように幅広い電圧に対応していることが一般的ですから、それほど神経質になる必要はありません。

これらのチェックポイントは、製品付属のACアダプターの代替品を探す場合の話です。事故を防ぐためには、できるだけ製品付属の純正品を使うようにしましょう。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB