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公開日 2020/06/16 06:40
【連載】ガジェットTIPS

スマホに腕時計を近づける、OK?それともNG?

海上忍
あいつが俺を狂わせた...いつか聞いた歌のような状況ですが、ごく身近のガジェットでもありえる話です。たとえば、スマートフォンと腕時計。ごく一般的なスマートフォンが腕時計を狂わせてしまうのです。それも、近づけるだけで。

鉄などの金属を利用した機器は、磁気を発する機器の近くにしばらく置くだけで磁気を帯びてしまうことがあります。「磁化」と呼ばれる現象ですが、機械式時計は内部に歯車など多数の金属部品があるうえ、つくりが精密なことが多いため、磁気の影響を受けやすいのです。ぜんまいをしっかり巻いても時間が遅れる場合には、磁化の疑いがあります。

スマホが時計を狂わせる?

アナログ方式のクオーツ時計も磁化の影響を受けるとされます。内部のモーターには磁石が使われていますから、磁化により影響を受けると時間の進みや遅れが生じるかもしれません。なお、デジタル方式のクオーツ時計に磁化の心配はありません。

磁化を引き起こす機器は、スマートフォンだけではありません。スピーカー、パソコン、携帯ラジオ、電磁(IH)調理器、ACアダプタなど、さまざまな電化製品および周辺機器が原因となりえます。

時計の不調が磁化にある場合には、「脱磁」や「磁気抜き」と呼ばれる処理で回復できます。脱磁機を用意すれば個人レベルでも可能ですが、反対に磁化させてしまうこともあるため、脱磁機を設置している専門店に依頼するほうが無難でしょう。

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