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公開日 2020/04/13 06:30
【連載】ガジェットTIPS

Amazon Music HDの“3D”楽曲、どうすれば再生できる?

海上忍
Amazonが展開する音楽配信サービス「Amazon Music」。Prime会員は無償で聴ける「Prime Music」、有償の「Amazon Music Unlimited」、高音質版の「Amazon Music HD」と、再生可能曲数やHD再生の可否が異なるサブスクリプションを用意しています。

「Amazon Music HD」

その再生環境もバリエーションが豊富。Android/iOSに対応したスマートフォンアプリのほか、Windows/macOS向けのアプリ、さらにはWEBブラウザを利用した再生にも対応しているため、いろいろな環境で楽しむことができます。最近ではパソコン/スマホの力を借りず単独でAmazon Musicを再生できるオーディオコンポも登場し、音楽ファンの間で存在感を高めています。

そんなAmazon Musicを楽しんでいるとき、「Ultra HD」や「HD」にくわえて「3D」というバッジを目にすることがあります。Ultra HDはサンプリング周波数や量子化ビット数がリッチな “ハイレゾ音源” を、HDはCD品質のロスレス音源を意味しますが、3Dは...定義も再生方法もわからない、という人が多いのではないでしょうか。

「3D」バッジは、奥行きや上下方向に広がりが感じられるよう再構成された楽曲を意味します

この「3D」は、立体的な音場を持つ楽曲であることを意味します。Dolby AtmosまたはSony 360 Reality Audioのフォーマットに従い、奥行きや上下方向に広がりが感じられるよう再構成された楽曲で、Amazon Music HDの利用者向けに提供されます。HDではないサブスクリプションサービス(Amazon Music Unlimited、Amazon Prime)では再生できません。

さらに、2020年4月時点で再生機器はスマートスピーカー「Amazon Echo Studio」のみとなっています。現在のところ限られた環境でしか再生できませんが、3D対応の楽曲とオーディオ機器は今後増える見込みですから、まずは「3D」で曲を検索してみては?

「Amazon Echo Studio」

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