トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2020/01/07 06:30
【連載】ガジェットTIPS

スピーカーのノイズ、ひょっとして暖房器具が原因かも?

海上忍
寒い冬には部屋を温めて自慢のオーディオシステムで音楽を...ジー、ジジッ。そんなとき盛大なノイズが散発的に聞こえてくることはありませんか? このノイズ、暖房器具と関係がありそうだと察しはつくものの、はっきり原因を特定できなければ手の打ちようがありません。

スピーカーから盛大なノイズが散発的に聞こえてくることはありませんか?

その原因は、おそらく暖房器具に搭載されている半導体「サイリスタ/トライアック」によるものと考えられます。この部品はコタツ、電気ストーブ、ホットカーペットといった電気で動く暖房器具で温度調節によく利用されます。特に暖かさを弱めて(電力を絞って)使うと、電流・電圧とも波形が歪みノイズが増える傾向があります。

そのようなノイズの発生を防ぐには、暖房器具の使用を止めることが抜本的な解決策になりますが、寒い場合にはそうもいきません。

電気ストーブなどがノイズ発生源になることも

まず検討すべきは、高調波電流を抑制するノイズフィルターの導入です。暖房機器を直接コンセントにつながず、ノイズフィルターを間に挟み使うようにします。ノイズを完全に除去することは難しいかもしれませんが、緩和はできます。暖房機器のプラグ近くにフェライトコア(円筒状の磁性体)を取り付けることも効果的です。

離れた場所のコンセントを使う手もあります。隣の部屋から延長コードで電気を引き、加えてノイズフィルタ付きのコンセントボックスを用意すれば、ノイズが低下するかもしれません。予算がふんだんにあるのなら、パワーコンディショナーなどと呼ばれる電源システムや、蓄電池を内蔵したポータブル電源をオーディオ機器用に導入すれば、暖房機器が発するノイズの影響を受けなくなります。

本稿では、字数の関係でやや強引にノイズの原因を推定しましたが、実際には利用環境に応じてノイズ発生源があり、解決策もさまざまです。ノイズ対策はオーディオ趣味の基本ですから、この際あれこれイジってみるのも面白いかもしれませんよ。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 オーディオテクニカ「AT-LP7X」の音はどう変わる?同時発売のフォノケーブル/リード線による変化にプロも感嘆!
2 DIATONEの技術を継承、三菱電機開発の振動板搭載のブックシェルフ型スピーカー
3 有機的かつ優雅なソノリティに酔う。TADの“インテグレーテッドアンプ”が引き出す高度なオーディオ的愉悦
4 JBL、シリーズ最上位ポータブルBluetoothスピーカー「Boombox 4」。2段階のバスブーストで低音をさらに強化
5 トライオード“真空管アンプの世界”にどっぷり浸かる贅沢な2時間。秋葉原のテレオンで2/28に試聴会を開催
6 サンワサプライ、80年代風デザインのBluetoothラジカセに新色追加
7 「オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ 2026」今週末2/14-15開催。「JET STREAM」とのコラボ試聴会も
8 Astell&Kern、純銅ボディの限定DAP「A&ultima SP4000 Copper」。税込約73万円
9 「レコード針のナガオカ PHILEWEB店」が本日2月10日グランドオープン
10 「体力温存」は海外取材の極意!フライトでの映画も“おやすみ”もサポートするiFi audio「UP TRAVEL」
2/13 10:25 更新

WEB