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CMF by Nothing、厚み7.8mmのスリムスマホ「CMF Phone 2 Pro」。おサイフケータイにも対応
編集部:成藤正宣Nothingは、サブブランドCMF by Nothingより、厚み約7.8mmのスリムデザインを採用したスマートフォン「CMF Phone 2 Pro」を7月24日(木) 9時より順次発売する。価格はRAM 8GB/ROM 256GBモデルが47,800円、RAM 8GB/ROM 128GBモデルが42,800円(すべて税込)。本日7月22日(火)より、直販サイトにて予約受付を開始する。
Nothingブランドを通して最もスリムな外形寸法78W×164H×7.8Dmm/質量185gのボディを実現したスマートフォン。ブラック/ホワイト/オレンジの3色をラインナップする個性際立つデザイン、同価格帯ではトップクラスのパフォーマンスを謳うプロセッサーとカメラシステム、色鮮やかな6.77型フルHD AMOLEDディスプレイなどを備え、“1日中スマホが手放せない人に最適” だとアピールする。
スリムデザインのボディはポケットへのスムーズな出し入れに配慮しつつ、アルミ製カメラリング、アイコニックなステンレス製ネジなどで質感の高さを表現。表面加工は3色のカラーでそれぞれ異なり、ブラックはフロントガラスのような背面とメタル調のフレーム、ホワイトは質感/触感ともに楽しめるサンドストーン仕上げのパネル、オレンジはメタリックな光沢仕上げで飾っている。IP54等級の防塵防滴にも対応する。
画面は解像度1,080×2,392(387ppi)の6.77型 AMOLEDディスプレイを搭載。最大輝度は3,000nit、コントラストは1,000,000:1、色深度は10bitでHDR10+をサポート。リフレッシュレートは最大120Hzで、表示するコンテンツに応じて滑らかさと消費電力のバランスをスムーズに調整する。また、タッチ操作の感度を示すタッチサンプリングレートは480Hzで、ゲームプレイ時は最大1,000Hzまで引き上げることが可能。指の動きに瞬時に反応できるとしている。
背面には、5000万画素 f/1.88のメインカメラ、5000万画素 f/1.85の望遠カメラ、800万画素 f/2.2の超広角カメラの3眼カメラシステムを搭載。メインカメラは、ブランド初のスマートフォン「CMF Phone 1」よりも64%多くの光を捉えられる1/1.57型イメージセンサーを備え、望遠カメラはレンズ6枚構成で、光学2倍、デジタル20倍のズームに対応。超広角カメラは119.5度の視野角により風景撮影に最適だとしている。またディスプレイ側には1600万画素 f/2.45のフロントカメラを搭載する。
SoCには、MediaTekの「Dimensity 7300 Pro 5G」を採用。TSMCの4nmプロセスに基づき製造されており、CMF Phone 1よりも10%高速になった8コア/2.5GHz CPU、5%パワフルになったGPU、最大4.8TOPSのNPUを装備する。このチップの性能を長時間発揮させるための冷却システムも充実させており、チップの熱を素早く逃がしデバイス全体に分散させるヒートパイプやグラファイト素材、クリオジェニックフレームを内蔵した。
バッテリー容量は5,000mAhで、通話なら最大47時間、YouTube視聴なら最大22時間の連続使用が可能。33Wでの急速充電に対応し、20分間の充電で約1日使用できるとしている。またバッテリー寿命にも配慮し、1200回の充電で90%以上のバッテリー容量をキープ可能とのこと。
OSはAndroid 15ベースの「Nothing OS 3.2」を搭載。AIによるメモ/整理機能「Essential Key」「Essential Space」や、機密性の高いデータを保管するための「Privacy Space」機能といった独自機能を備える。ほか、指紋認証/顔認証、nanoSIM/eSIMのデュアルSIM、おサイフケータイをサポート。ワイヤレス面はWi-Fi 6、Bluetooth 5.3に対応し、5G通信は国内キャリアの使用周波数帯の多く(n1, n2, n3, n5, n7, n8, n12, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78)をカバーした。