ニュース
HOME > ニュース > Gadgetニュース
公開日 2023/04/14 12:05
iPhoneのらくらくホン化もできるかも
iOS 17では検索やダイナミックアイランドが大きく改善か
多根清史
次期「iOS 17」が、今年6月の世界開発者会議WWDCで正式発表されるのに先がけ、検索やコントロールセンターの改善など、新機能についての有力な噂が届けられている。
この匿名の情報筋は、かつてiPhone 14 Proモデルにダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)が搭載されることを正確に予想していたという。おそらく先日、コントロールセンターの再設計や次期「iPhone 15 Pro」の感圧式ボタンに関する情報を発信したのと同一人物だろう。
今回その人物は、米MacRumorsフォーラムおよびTwitterで新たな情報を発信している。
まず1つには、iOS 17では検索機能が「大きく改善される」ということ。それ以上の詳細は明らかにされていないが、すでにiPhoneには画面を下にスワイプすることでアプリやウェブ上の情報を探せる検索機能が備わっている。そしてiOS 16以降では、ホーム画面の下部に「検索」ボタンが設けられており、使いやすさに磨きがかけられてきた。
第2に、ダイナミックアイランドで「もっと多くのこと」ができるという。iPhone 14世代ではProモデル独占だったダイナミックアイランドは、iPhone 15シリーズでは全モデルへの搭載が確実視されており、すでに予想画像もいくつか公開されている。iOS 16では電話や音楽プレイヤーを操作できる小型ボタンや、デリバリーや試合状況などを表示できるが、それ以上の機能が追加されるのかもしれない。
また、コントロールセンターのUI(ユーザーインターフェース)やカスタマイズ等に「大きな変更」があると、改めて述べられている。コントロールセンターはiPhone X向けに調整されたiOS 11以来、ほとんど手が加えられていない。
第4に、iOS 17では新たな「カスタムアクセシビリティ」設定が導入され、高齢者や子供向けにUIや画面レイアウトを完全に調整できるようになるという。この新機能は、昨年末にiOS 16.2から手がかりが見つかっていた。iOSのホーム画面まわりを制御するSpringboardが一新され、たとえば文字やアイコンを大きく表示したり、ホーム画面で利用できるアプリや連絡先を制限できるようだ。
ほかに予想されている新機能は、通知や常時表示に関する設定の追加、Walletアプリの大きな改善、カメラやヘルスアプリのアップデート、そして(おそらく噂のAR/VRヘッドセットと密接な関連がある)莫大な数のARKitフレームワークといったところだ。
また「アクティブなウィジェット」、すなわち操作によって変化するウィジェットも検討されているという。現在のそれは情報を表示したり、アプリを呼び出す機能を持たされているにすぎない。
こうした細々とした新機能はありつつも、iOS 17はパフォーマンスと安定性の向上に重きを置いているという。アップルの社内情報に詳しいMark Gurman記者も、iOS 17は当初マイナーアップデートと予想されていたが、「ユーザーから最も要望の多かった機能」が追加される方針に修正されたと述べていた。
それと関連して今回の情報筋は、iOS 17はiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xをサポートし続けるとも主張している。これらは修復不可能な脆弱性のあるA11 Bionicチップを搭載しており、iOS 17では打ち切り対象となるかどうかは情報が錯綜しているところだ。
Source: MacRumors
この匿名の情報筋は、かつてiPhone 14 Proモデルにダイナミックアイランド(画面上部の楕円状スペース)が搭載されることを正確に予想していたという。おそらく先日、コントロールセンターの再設計や次期「iPhone 15 Pro」の感圧式ボタンに関する情報を発信したのと同一人物だろう。
今回その人物は、米MacRumorsフォーラムおよびTwitterで新たな情報を発信している。
まず1つには、iOS 17では検索機能が「大きく改善される」ということ。それ以上の詳細は明らかにされていないが、すでにiPhoneには画面を下にスワイプすることでアプリやウェブ上の情報を探せる検索機能が備わっている。そしてiOS 16以降では、ホーム画面の下部に「検索」ボタンが設けられており、使いやすさに磨きがかけられてきた。
第2に、ダイナミックアイランドで「もっと多くのこと」ができるという。iPhone 14世代ではProモデル独占だったダイナミックアイランドは、iPhone 15シリーズでは全モデルへの搭載が確実視されており、すでに予想画像もいくつか公開されている。iOS 16では電話や音楽プレイヤーを操作できる小型ボタンや、デリバリーや試合状況などを表示できるが、それ以上の機能が追加されるのかもしれない。
また、コントロールセンターのUI(ユーザーインターフェース)やカスタマイズ等に「大きな変更」があると、改めて述べられている。コントロールセンターはiPhone X向けに調整されたiOS 11以来、ほとんど手が加えられていない。
第4に、iOS 17では新たな「カスタムアクセシビリティ」設定が導入され、高齢者や子供向けにUIや画面レイアウトを完全に調整できるようになるという。この新機能は、昨年末にiOS 16.2から手がかりが見つかっていた。iOSのホーム画面まわりを制御するSpringboardが一新され、たとえば文字やアイコンを大きく表示したり、ホーム画面で利用できるアプリや連絡先を制限できるようだ。
ほかに予想されている新機能は、通知や常時表示に関する設定の追加、Walletアプリの大きな改善、カメラやヘルスアプリのアップデート、そして(おそらく噂のAR/VRヘッドセットと密接な関連がある)莫大な数のARKitフレームワークといったところだ。
また「アクティブなウィジェット」、すなわち操作によって変化するウィジェットも検討されているという。現在のそれは情報を表示したり、アプリを呼び出す機能を持たされているにすぎない。
こうした細々とした新機能はありつつも、iOS 17はパフォーマンスと安定性の向上に重きを置いているという。アップルの社内情報に詳しいMark Gurman記者も、iOS 17は当初マイナーアップデートと予想されていたが、「ユーザーから最も要望の多かった機能」が追加される方針に修正されたと述べていた。
それと関連して今回の情報筋は、iOS 17はiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xをサポートし続けるとも主張している。これらは修復不可能な脆弱性のあるA11 Bionicチップを搭載しており、iOS 17では打ち切り対象となるかどうかは情報が錯綜しているところだ。
Source: MacRumors
- トピック
- Gadget Gate