トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2022/12/02 16:37
デカい12.9インチProモデルなら両立も可能?

iFixitが第10世代iPadを分解。第2世代Apple Pencil非対応の理由がわかった

多根清史
IT製品の分解で知られる修理業者iFixitは、10月に発売された第10世代iPad(いわゆる「無印iPad」最新モデル)の分解ビデオを公開。その中で内部構造を詳しく説明するとともに、最大の疑問とされていた「なぜApple Pencil(第2世代)がサポートされず、初代Apple Pencil対応に留まっているのか」を解き明かしている。

この分解の結果、最新iPadの横向きに配置された自撮りカメラが、第2世代Apple Pencil用のワイヤレス充電コイルが配置されていたであろうスペースを占拠していることが明らかとなった。充電コイルやApple Pencilを固定するマグネット等も、カメラに干渉してしまう事情もあったと推測される。

そのため第10世代iPadは初代Apple Pencilしか使えず、ペアリングと充電には変換アダプタが必要である。初代Apple PencilはLightning端子だが、iPad本体はUSB-Cに移行しているからだ。

つまり、第9世代ではできた「本体にApple Pencilを直挿し」すらできない奇妙な事態となっているが、ビデオ会議のニーズに対応する優先順位が高かったのかもしれない。実際、公式サイトでも「横向きの12MP超広角フロントカメラ」がかなり強く謳われている。

さて、iFixitの分解は、バッテリーは2セル構成で容量は7,606mAh、A14 Bionicチップを搭載したロジックボード(メイン基板)など、iPadの内部構成を明らかにしている。

特に修理業者として評価が高いのは、バッテリーが第5世代iPad Airや第6世代iPad miniのように「引っ張れば剥がせる」プルタブを備えており、交換しやすくなっていることだ。これに対して第9世代iPadや古い世代のモデルは、バッテリーが完全に接着されていたという。

その一方でiFixitは、iPadのUSB-Cポートがロジックボードにはんだ付けされていることに失望。また、アップルのセルフサービス修理プログラム(日本では未提供)では第10世代iPad用の部品やマニュアル、ツールを提供していないため、ユーザーが自ら修理を完了することも難しいと指摘している。

今回の分解レポートを見るかぎり、ビデオ会議に適した横向きのカメラと、iPad本体からワイヤレス充電する第2世代Apple Pencil対応を両立することは、非常に困難な印象を受ける。もっとも、それはサイズが大きくないモデルゆえの事情でもあり、将来の12.9インチProモデル等では「横置き状態でタテにApple Pencilを貼り付ける」形で実現するのかもしれない。

Source: iFixit(YouTube)
via: MacRumors

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 アキュフェーズ、新CDプレーヤー「DP-470」。独自低ノイズ化技術「ANCC」搭載などで性能強化
2 DJI「Osmo Pocket 4P」がiOSデバイスへのファイル自動転送に対応
3 【ミニレビュー】澄んだ美しさが光る。オーディオボードのプロが作ったデスクトップ用スタンド、クリプトン「DA-SD1」
4 最高品質のレコード盤制作のために。ミキサーズ・ラボのカッティングスタジオにエソテリック「Grandioso N1」を導入!
5 『ちいかわ』『スパイダーマン』『キングダム』は自宅“予習”で楽しさも倍増! お盆休みにネット配信で一気見のススメ
6 大谷翔平、村上宗隆、岡本和真ら日本人メジャーリーガーの試合、お盆休みに観る方法は?
7 ミライスピーカー、イヤーカフ型集音器2種を8/20一般発売。クラファン支援4.8億円突破
8 シマムセン、JBL新スピーカー「4369」の比較試聴会を8/29開催。Accuphase/LUXMAN/McIntoshのシステムで比較
9 ティアックストア、最大70%オフの直販セール「超ティアックストアDAY!」8/26 21時から
10 <香港ショウ>GOLDMUND、MARTENなどスーパーハイエンドシステム集結。テクダスもアームボードを先行披露
8/12 10:45 更新

WEB