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公開日 2023/04/17 15:48
ケーブルブランドHAKUGEIの最上位モデルも発売

GEEK WOLD、ダイナミック/BA/ピエゾドライバーを組み合わせて3万円切りのハイブリッドイヤホン「GK100」

編集部:成藤 正宣
(株)リアルアシストは、新イヤホンブランド GEEK WOLD(ギークウォード)の取り扱いを開始。第1弾製品として、ダイナミックドライバー/BAドライバー/ピエゾドライバーの3種類のドライバーを計9基搭載するハイブリッド型イヤホン「GK100」を、2023年4月20日に発売する。価格は28,500円(税込、以下同)。

GEEK WOLD「GK100」

また同時に、イヤホンケーブルブランド HAKUGEI(ハクゲイ)から、ハイエンドモデル「Michael(ミカエル)」、およびエントリーモデル「Healer(ヒーラー)」を発売する。価格はMichaelが126,500円、Healerが10,900円。

HAKUGEI「Michael」

HAKUGEI「Healer」

■GEEK WOLD「GK100」


GEEK WOLDは、数年にわたりヘッドホン販売に携わっていた創業者が「一般的な市販のヘッドホンとは違うサウンド体験をユーザーに届けたい」というコンセプトのもと2018年に立ち上げた中国ブランド。これまでに国外で3モデルのイヤホンを発売しており、この度発売するGK100にもその設計ノウハウが活かされているという。

GK100は、BAドライバー×2、8mmダイナミックドライバー×3、ピエゾ(圧電セラミック)ドライバー×4を組み合わせたハイブリッド構成を採用。これは他のドライバー構成と比較して、音域の分割やカバーする周波数帯域の広さに優れるとのことで、このため広い音場/高い解像度/深く沈み込む低域を兼ね備えたという。

筐体にBA/ダイナミック/ピエゾドライバー合わせて9基を搭載する

ピエゾドライバーは2基ずつ直列に接続することで、より繊細な表現力を実現。これにより、高域の伸びやディテール、低域の質感や音場表現などを改善したとする。

また、3基の8mmダイナミックドライバーはすべて種類の異なるユニットを採用し、それぞれDLC(ダイアモンドライクカーボン)振動板/LCP(リキッドクリスタルポリマー)振動板/チタンコーティング振動板を搭載。DLCドライバーが中域、LCPドライバーが低域、チタンコーティングドライバーが低域強調の役割を担う。

加えて、2基の低域用ドライバーを同軸上に配置すると共に、ダブルキャビティと2ウェイクロスオーバーも採用。弾力性のある低域を再生できるとしている。

ケーブルは0.78mm 2pinコネクターにより着脱が可能。標準ケーブルとして、6N OCCシルバーコーティング導体と3.5mmプラグを採用するHAKUGEIブランド製ケーブル「White Peony」が付属する。またイヤーピースは、滑らかな表面加工が特徴のDivinusブランド製「Velvet」5サイズを同梱する。

周波数特性は20Hz - 40kHz、インピーダンスは17Ω、感度は105±1dB。

HAKUGEIブランド製ケーブルや、Divinusブランド製イヤーピースが付属

■HAKUGEI「Michael」「Healer」


「Michael」は、金銀合金線をはじめとして、金メッキ銀線、リッツ銀線、パラジウムメッキ銀線、グラフェン・ファイバーといった様々なレアメタルや先端素材を用いて、圧倒的な解像度を実現したとするハイエンドモデル。オーダーメイドでの販売となり、フジヤエービックのみで取り扱われる。

導体に貴金属やグラフェン・ファイバーを惜しみなく投入した、ブランドのハイエンドモデル

ケーブルは4芯構造で、長さは120cm(±2cm)。イヤホン側コネクターおよびプラグの形状は、注文時に指定することが可能。

「Healer」は、導体にOFCリッツ線を採用した同ブランドのエントリーモデル。リッツ線の編み上げ線数を増やしたことで、豊かな空間表現と解像度を楽しめるとするほか、組み合わせるイヤホンを選ばない点も特徴とのこと。

導体素材こそ広く使われているOFCだが、線数を増やすことで空間表現力や解像度を高めたという

ケーブルは8芯構造で、長さは120cm(±2cm)。イヤホン側コネクターはMMCX/0.78mm 2pinの2種類、プラグは4.4mmバランスプラグ1種類のみをラインナップする。

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