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公開日 2021/01/06 14:40
絶対位相を瞬時に合わせる機能も装備

フィデリックス、セレクター付きパッシブアッテネーター「TruPhase」

季刊オーディオアクセサリー編集部
(有)フィデリックスでは、セレクター付きパッシブアッテネーター「TruPhase」(トゥルフェイズ)を発売している。価格は96,000円(税抜)。


FIDELIXのセレクター付きパッシブアッテネーター「TruPhase」96,000円、税抜
パッシブアッテネーターはボリュームボックスとも呼ばれ、ソース源とパワーアンプ間に接続して、プリアンプを使わずに音量調節を可能とするオーディオ機器。アンプを内蔵しないシンプルな構成によって、再生ソースをよりピュアに伝送できることが特徴となっている。


「TruPhase」内部。クオリティ優先で信号経路を最短化し、音質で厳選したパーツを合理的に配置。広大な臨場感再現のため、左右chのアースも完全独立(本体底面ディップスイッチで完全連結も可能)
心臓部の音量調節機構は、21接点ロータリースイッチで1chあたり20個のアメリカPRP社製の高音質抵抗を切り替える、約2dBステップの20kΩ仕様。また、ボリュームノブ設定はスタジオ・プロ仕様とし、実使用域での音量調整範囲を拡大して使い勝手を向上させた。

リアパネル。本体のサイズは200W×50H×200Dmmで、質量1.05kg

「TruPhase」はこの音量調節機構に加えて入力セレクターを備えるため、RCAアンバランスを3系統、XLRバランスを2系統から選択でき、出力は、XLR(XLRとRCA双方の入力を出力)とRCA(XLR入力を出力せず)を各1系統備え、プリアンプ的な使い勝手も実現している。

またフロント中央に位相切り替えスイッチを装備し、正相と逆相の瞬時設定を可能としている。これはバランス出力の再生機器で位相の異なる場合や、位相反転で録音されたソースに対し、絶対位相に合わせることができる(XLR出力で位相反転可能、RCA出力は位相反転不可)。

『季刊analog vol.70』定価1,680円(本体1,527円)


「TruPhase」(左)に、フィデリックスのMCヘッドアンプ「LIRICO」¥100,000(税別、中央)と、フォノEQ「LEGGIERO」¥185,000(税別、右)を組み合わせて試聴
最新号の『季刊analog vol.70』では、フィデリックス代表の中川 伸 氏がこだわる音の要素と厳選パーツ、そしてオーディオに求める機能を突き詰めて完成させ、しかも同社らしい価格帯でまとめられた「TruPhase」の魅力を、角田郁雄氏がレポートしている。

すでに定評を得る同社のアナログ再生系ラインアップと組み合わせて試聴し、驚くほどの情報量と解像度、高鮮度で豊潤な倍音に納得させられたとのレポートである。詳細な試聴評価は誌面をぜひともご覧いただきたい。

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