ポータブルヘッドホンアンプ/USB-DACの定番モデルが進化

iFI-AUDIO「micro iDSD BL」は12月16日発売で約7万円 − カスタムOPアンプ搭載など音質強化

2016/12/12 編集部:小澤貴信
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トップウイングサイバーサウンドグループは、iFI-Audioのポータブルヘッドホンアンプ/USB-DAC「micro iDSD Black Label(BL)」を12月16日より発売する。価格は69,000円(税抜)。

micro iDSD Black Label(BL)

micro iDSD BLはこれまでもイベントなどで度々取りあげられてきたが(関連ニュース)、発売日と価格が正式決定したかたちだ。

本機はDSD512(22.6 - 24.6MHz)/PCM 768KHzに対応した従来モデル「micro iDSD」(関連ニュース)の基本性能はそのままに、電源部やアナログ部のパーツ類を見直すことでその音質をさらに高めたというモデル。

特にオペアンプについては、HCOFCの銅製リードフレームや4Nゴールド・ボンドワイヤーを使用した特別設計品「OPA2627/2628」を採用。導電性高分子アルミ固体電解コンデンサーにSANYO製「OS-CON」を用いるなど、電源部の強化も実施した。フェムトクロックの強化を行うなどのチューニングも行われたという。

背面端子部

DAC部には、上位モデルでも採用するバー・ブラウン製チップ 2基による独自構成を引き続き採用している。

iFI-Audioの独自機能「3Dホログラフィック」や「XBass」は、それぞれ「+」へアップデート。前者ではより広大な音場を、後者ではさらに引き締まった低音再現を実現しているという。

ヘッドホン出力については、Eco/Normal/Turboの3つの出力モードを選択可能。高感度イヤホンから大型ヘッドホンにまでボリュームを最適化するiEMatchと一緒に使用することで、多様なヘッドホン・イヤホンを鳴らし切ることが可能としている。

入力はUSB-B、同軸/光デジタル(コンパチブル端子)、ライン(ステレオミニ端子)を搭載。出力は、ヘッドホン(ステレオ標準端子)、ライン(RCA)、同軸デジタルを備える。内蔵バッテリーは4,800mAh。外形寸法は67W×28H×177Dmm、質量は310g。

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  • ジャンルその他
  • ブランドiFI-AUDIO
  • 型番micro iDSD Black Label
  • 発売日2016年12月16日
  • 価格¥69,000(税抜)
【SPEC】●入力:USB-B、同軸/光デジタル(コンパチブル端子)、ライン(ステレオミニ端子) ●出力:ヘッドホン(ステレオ標準端子)、ライン(RCA) ●内蔵バッテリー:4,800mAh ●外形寸法:67W×28H×177Dmm ●質量:310g