• ブランド
    特設サイト
PR 公開日 2023/04/12 06:30

超スムーズな台形補正で部屋中どこでもスクリーンに!JMGO「N1 Ultra」が起こすプロジェクター革命

天井投写もお手の物
大橋伸太郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
近年プロジェクターは4K/HDR対応といった高画質化に留まらず、OSを内蔵するなどして単体で映像鑑賞が楽しめるスマートプロジェクターへと進展している。そしていま、次なるステップへ進んだスマートプロジェクターが登場した。新進気鋭のブランドJMGO、その最新モデル「N1 Ultra」の実力をお伝えしたい。


■特許技術を豊富に詰め込んだスマートプロジェクターのニューウェーブ



スマートプロジェクター第二章の開幕。それを一身に体現する製品が現れた。JMGOの「N1 Ultra」だ。

JMGO「N1 Ultra」(価格:283,360円/税込)

JMGOが最初のスマートプロジェクターを発売したのは2011年のこと。わずか12年たらずで中国市場第二位にまで登りつめた。JMGOの他社との違いに、全製品自社開発の光学ユニットを採用する点が挙げられる。中国国内の多くのデザイン、イノベーション賞を受賞し、製品に係る実に540以上の特許を取得している。

JMGOがプロジェクターのニューウェーブたるゆえんは、映画やライブを見るためのディスプレイとしてだけでなく、キャンプファイヤーを囲むような和みの空間を作りだすツールとして製品開発をしていることだ。日本ですでに導入済みのLED光源の超短焦点モデル「O1」「O1pro」ですでにJMGOの製品作りの思想はうかがわれるが、いっそう大胆に押し進めたのが、4K三波長レーザージンバルプロジェクターのN1 Ultraというわけだ。

N1 Ultraのコンパクトネスは、4K解像度プロジェクターの概念を変える。インビジブルをテーマに空間の黒子に徹した印象だ。しかしそのミニマルな存在に驚愕の仕掛けがある。

コンパクトな本体は普段は仕舞っておいて、必要なときだけ持ち出すのも容易だ

端子は背面下部に揃え、ケーブルを接続した際に邪魔にならないよう配慮されている

ジンバル(吊り枠)式の回転/あおり機構を採用。本機の場合、水平/垂直の2軸ジンバルで、レコードプレーヤーのトーンアーム軸受けにしばしば採用されるタイプだ。水平方向には360度自由に向けられるし、レンズ部は上下に135度あおることができる。この機構により補助手段を使わず投写角度を変えられ、どこにでも自由に投影することができる。プロジェクターは設置したら1cmも動かさないもの、という常識を打破したわけだ。

上下135度の角度調整が行えるため、設置のしやすさはもちろん、天井投写も行える

台形補正とフォーカス設定に関しても詳細なメニューを用意

壁から天井へ投写面を変えると、映像の上下端の到達距離の違いで台形歪みが発生する。従来のたいていのプロジェクターが台形歪み修正機能を持つが、投写角度を変えてから三秒程度待って補正が完了する仕組みだった。しかしN1 Ultraは画期的なシームレス台形補正機能を搭載し、角度を変えながらリアルタイムでじりじりと台形補正し続ける。しかもオートフォーカス機構と一体設計であるため、壁から天井へ調整要らずでベストバランスの投写ができる。ちなみに100インチの投写画面を得る最短投写寸法は、260cmである。

「ジンバル式画面補正」によって極めてスムーズに台形補正が反映されていく

N1 Ultraの光学技術上の特徴に三波長(RGB)レーザー光源の採用がある。JMGOがMALC(Microstructure Adaptive Laser Control)トリプルカラーレーザーオプティクスと命名した光学エンジンは、特許技術のカタマリである。

MALCエンジンのイメージ。この先端技術が、N1 Ultraの優れた画質を生み出している

レーザー光源には、半導体光源で世界をリードする日亜化学工業の最新RGBレーザーモジュールを採用。光効率と小型化にすぐれたモジュール化に成功した。これまでのレーザー/LED光源は、青色波長の素子に蛍光体を塗布してG(緑)の光を作ることでRGBを得てきたが、蛍光体から出る光はどうしても純度が低く色域が狭くなる欠点があった。今回の日亜化学工業のRGBレーザーモジュールを搭載したN1 UltraはGの色域が広く、BT.2020のほとんどをカバーする。

レーザー光源の欠点にスペックルノイズがある。レーザーで描く映像は一本一本のビームが強いため干渉で光が散乱し、ノイズを発生させ、映像がざらつくのである。だが、JMGOと日亜化学工業がここでも技術を出し合った。レーザー光がXY軸方向に高速振動するディフューザーを通過することで正しい振幅と周波数に回帰し、スペックルノイズを抑制したなめらかな映像が出る。こうしたJMGOの独創的技術を統べるのが、自社開発MALCエンジンであり、中国で9つの技術特許を獲得した。

■正確な色彩表現、調整を追い込めば追い込むほど応えてくれる



どれだけ使い勝手に優れていても、4K解像度らしい画質の説得力がなければ、使用機会は減っていく。N1 Ultraはどうか、その映像を実際に体験してみよう。

次ページ打てば響く、素性の優れたプロジェクター

1 2 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Apple Musicが「史上最高のアルバム100枚」を発表。10日間にわたり10作品ずつ公開
2 レコード再生で使う「フォノイコライザー」の役割とは? 選び方のポイントは?
3 『デューン 砂の惑星 PART2』IMAX&ドルビーシネマ再上映が決定。5/17から
4 Beats新ヘッドホン「Solo 4」は試聴マストかも? 前世代と比べて音が大きく変わった
5 <HIGH END>JVCから新D-ILAデバイス搭載、輝度も向上した旗艦8K対応プロジェクター。国内も5月下旬発表へ
6 高まった装着感とリーズナブルな価格。Shokz「OpenFit Air」は“ながら聴き”イヤホン最良の選択
7 <HIGH END>ソナス・ファベール「SONETTO G2」デビュー/エステロン、アヴァンギャルドも新作発
8 プロダンサーも驚愕の音質と装着感! ゼンハイザーのスポーツ向け新TWS「MOMENTUM Sport」レビュー
9 ビクター、ディズニーコラボTWS・第2弾。ベイマックス/ラプンツェル含む5モデル
10 REGZA、2年ぶりモデルチェンジの4K有機ELテレビ「X8900N」。ゲーム専用GUIとネット動画高画質機能を追加
5/15 11:18 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX