4K UHD BD『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』、映像は“豊潤”の一言! ますます極まったシリーズ最強画質
4K Ultra HD Blu-rayの注目タイトルをプロの評論家が画質と音質の評価チャート付きで紹介する連載企画。今回は、現在発売中の『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』。画質と音質の見どころを、伊尾喜大祐氏が自宅のホームシアターで徹底的にチェックした。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
STORY
前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の構想が膨らんだことで2部作に分けられた、言わば後編にあたる本作。長男ネテヤムを失った悲しみに沈むジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)たちの前に、ヴァラン(ウーナ・チャップリン)率いる灰の種族が現れる。サリー家と敵対していくヴァランに、ジェイクの宿敵クオリッチ(スティーブン・ラング)が接近。パンドラ侵攻を目論む人類とヴァランは手を組み、ジェイクたちを追い込んでいく…。
CGの質感は実写を超えるリアルさ。同梱の3D版BDも必見!
シリーズを追うたびに最新の映像技術と音響技術を極めていく『アバター』。第3作となる本作では、4K DI映像をDolby Vision HDRで収録だ。その映像はもう「豊潤」の一語に尽きる。
おなじみジェイク一家や新キャラのヴァラン、そしてパンドラの多種多様な生物たち…。パフォーマンスキャプチャ技術を駆使したCGキャラクターの豊かな表情や質感は、UHD BDならではの広色域表現も相まって、もう実写パートの人間たちを超えるほどに精緻。青肌のナヴィと灰まみれのヴァランの対照的な肌合いも見どころだ。
英語音声はDolby Atmos収録。「風の商人」との旅や空中戦、終盤の決戦で緻密な方向定位が光る。セリフの明瞭さも特筆ものだ。日本語吹替は7.1ch収録され、アップミックス再生のイマーシブ感はアトモスに匹敵する。
CH8ヴァランたちの襲来。CH10夜光植物が輝く森、川の水流のリアリティ。CH23トゥルクン長老たちの協議の超・重低音。CH39見事に描き分けられる無数の飛竜の飛翔。CH43〜海に空に展開する最終決戦。極彩色のスペクタクルはDolby Atmosも全開だ。
そして本作を語る上で外せないのは、同梱のBlu-ray 3D版。21世紀3D映画のパイオニアであるシリーズだけに、本作でもとてつもない没入感を味わえる!
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』画質/音質傾向SPEC
●製作:2025年/米 ●ジャンル:洋画SF ●監督:ジェームズ・キャメロン ●出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ ●本編ディスク:約197分、ビスタ、Dolby Vision ●本編音声:英語Dolby Atmos、英語DTS-HDマスターオーディオ2.0ch、英語ファミリー向けオーディオ・トラック、日本語Dolby Digital Plus 7.1ch、バリアフリー日本語音声ガイドDolby Digital2.0ch ●字幕:英語、日本語、日本語吹替用 ●特典ディスク:作品の舞台裏、ジョン・ランドーへ、RDAのオリエンテーション・ビデオ、予告編&ミュージックビデオ

