イタリアB&B Italia新作コレクションが、リラックスして映画や音楽を楽しむ癒しの時間をつくる
B&B Italiaの新作コレクション「The Collection Amplified」が、B&B Italia Tokyoで3月22日(日)まで、B&B Italia Osakaで3月29日(日)まで展示される。このたび開催に先立ち、B&B Italia Tokyoで開催されたプレスセミナーに参加した。
タイムレスな名作を現代のニーズに合わせアップデート
今回のテーマであるThe Collection Amplifiedは、B&B Italiaのアイコニックな名作を、現代のニーズに合わせてさらに進化/増幅させるという試みを意味する。展示されるのは、デザインの探求と洗練された美しさの調和を体現する、タイムレスなコレクションだ。
目玉となる新作は、アントニオ・チッテリオによる柔らかく包み込んでくれるようなシーティングシステム「Cocùn(コクーン)」と、ジェフリー・バーネットによる人間工学に基づくロッキングおよび回転機能を備えたラウンジチェア「Metropolitan Relax(メトロポリタン リラックス)」。
さらに、アントニオ・チッテリオによる収納システム「Flat.C(フラット シー)」を進化させた「Flat.C Frame(フラット シー フレーム)」が登場。ブックシェルフ兼収納ユニットに、新たな構造コンセプトを導入することで、自立型の建築的ソリューションへと生まれ変わった。
ほかにもAmplified(増幅する)の趣旨に則り、パトリシア・ウルキオラ「Tufty-Time(タフティータイム)」、アントニオ・チッテリオ「Charles(チャールズ)」、アントニオ・チッテリオとパオロ・ナーヴァの「Diesis(ディエシス)」といったタイムレスな名作もアップデートされている。
空間に応じて人を受け入れる柔軟なシステムソファ
コクーンとは繭を意味する。「Cocùnでは、流動性と人を招き入れる快適さを念頭に、空間に制約なく自由に配置できるシーティングシステムを追求しました」とチッテリオは語った。
言葉のとおり、Cocùnは単なるモジュラーソファではなく、5つの異なる幾何学的フォルムの要素をオーナーが柔軟に組み合わせることで、矩形になりがちなリビングソファのレイアウトを、集う人すべてが包摂される安らぎの空間へと生まれ変わらせる。まさに、イマーシブ空間にピッタリのソファといえるだろう。
日々の喧噪を離れ、ひとり映画や音楽を愉しむチェア
“Metropolitanシリーズ” は当初から、書斎や趣味部屋あるいはリビングで長時間ひとり身を委ねる、ラウンジチェアに求められるニーズを満たすべく設計された。したがって新たなモデルを追加するには、「『明確に新しい座り心地が必要だ』という理由がある場合にかぎられます」とデザイナーのバーネットは説明する。
「回転式のMetropolitan Relaxは、前方へのリクライニングを可能にする機構により、動きにフォーカスしたモデルです。背もたれ上部の新たなデザインが上半身を的確かつ独自に支え、より快適なサポート性を実現しています。
テレビを観る、モバイルデバイスを使う、雑誌や本を読む、そしてうたた寝をする──Metropolitan Relaxは、そうした自分だけの時間を過ごすために生まれたチェアです」
デジタル時代に、よりリラックスしてホームシアターや音楽鑑賞をするのに相応しいラウンジチェアになったといえるだろう。
床から天井まで伸びる収納で緩やかなゾーニングも
2008年に発表された押し出し成形されたアルミニウムによるオープン収納「Flat.C」は、置き家具&クローズドという収納の既成概念を再定義し、壁付けのオープンシェルフとして一世を風靡した。チッテリオの建築家としての見識の賜物である。
このたび新登場したFlat.C Frameは、床から天井まで伸びる自立式の設計が可能になり、単なるオープンシェルフに留まらず、空間を緩やかに仕切る間仕切りとしての役割も果たす、きわめて建築的な製品へと進化した。
壁付け仕様、自立式のほか、天井固定式の設置も選択可能。かぎられたスペースでも最大限の収納力を確保できるため、集合住宅のような建築ニーズにも応える。LED照明など新素材、新仕上げの追加も受けて、カスタマイズの幅も広がっている。
チッテリオも「デザインにおいて、アイコニックなプロダクトの価値とは、時代とともに進化しながらもその本質を失わずに新たなライフスタイルに適応できることにあります」と語っている。
名作ソファをアップデートした20周年記念モデル
「Tufty-Time 20」は、B&B Italiaを代表するベストセラーソファのひとつである、パトリシア・ウルキオラの「Tufty-Time」の20周年記念モデルだ。
見た目にも座り心地もモチモチとした独特の感覚を生かしながら、クッションにリサイクルポリエステル層を追加することでクッション性を高めたり、立ち上がりやすくなるよう数センチ座面を高くしたりといったアップデートを敢行。
モジュールシステムに新たにカーブモジュールを追加し、合計14モジュールとなったことで、こぢんまりとしがちなリビング空間に流動性と親密性を生み出すレイアウトが可能になった。
キュートなブークレ仕上げのシェニールウールを使用したファブリックも追加され、洗練されたB&B Italiaのテイストは維持しつつも柔らかさも演出できる。
また、金属とウレタンを完全分解可能とすることでサスティナビリティを向上させていることにも注目だ。
ミニマルかつ機能的なソファに小回りの効くファミリーを追加
「Charlesは、1950 - 60年代のデザインへのオマージュです。この名前はもちろんチャールズ・イームズへの言及でもあります。私は、このように参照元や類似性、影響の混在を明確に示すことは良いことだと考えています」とチッテリオが語るタイムレスな
イームズの作品に似たようなデザインの製品はないものの「私が再現したいのは形ではなく精神」というとおり、ミニマルかつ機能的で空間に溶け込む要素があちこちに感じられる。
一見素朴な印象ながら、逆L字型のアルミニウム製脚部、優雅にカーブしたアームレスト、ワンシートの座面クッションと、自由に配置できるバッククッション等々、見所は数多い。
今回追加されたのは、ベンチやデイベッド、木製のローテーブルとコンソール。これらが加わるだけで核となるCharlesへの多様なアクセスと、それによる新たな活用法が生まれ、リビングソファとしての適応力の高さを再確認させてくれる。
メタルフレーム印象的なドルムーズとアームチェアを追加
1979年、チッテリオが29歳のときにパオロ・ナーヴァと共に手掛けたDiesisは、精密なエンジニアリングによって設計された直線的なメタルフレームがシート、バックレスト、アームレストのクッションを支える建築的なデザインが特徴。
とくに櫛形のバックレストは、マイクロパフォーテッドレザーと相まって美しさと機能性を極めており、現物を見れば見るほどクールで見とれてしまう。
今回加わったのは、ドルムーズとアームレストのないアームチェア。とくにアシンメトリーなドルムーズは、DiesisそしてB&B Italiaのデザイン言語を豊かにしている。ハイエンドな芸術視聴空間にピッタリのアイテムである。
「The Collection Amplified」店頭展示

B&B Italia Tokyo
東京都港区南青山6-2-3
旗艦:2月27日(金)- 3月22日(日)
営業時間:11時00分 – 18時00分
定休日:水曜日

B&B Italia Osaka
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-13-15三栄心斎橋ビル1F/2F
期間:3月5日(木)- 3月29日(日)
営業時間:11時00分 – 18時00分
定休日:水曜日
