【連載】ガジェットTIPSリターンズ
夏休みにやっておきたい! 乾電池を長持ちさせるテクニック
クリスマスのイルミネーションなど、短期間使用したらしばらく使わない、という乾電池式の電化製品は少なくありません。乾電池を正しく保管すれば、また来年使えるかもしれませんよ。
まず、対象の電化製品から乾電池を取り出しましょう。長期間セットしたままにされた乾電池は過放電状態になりやすく、液漏れや破裂を起こすことがあります。漏れ出た液は電化製品内部を腐食させるなどして故障につながることがあるため、しばらく使わない可能性があると判断した時点で取り出しましょう。
取り出した電池は、そのまま引き出しに入れてはいけません。乾電池の内部には化学物質が入っているため高温多湿や直射日光があたるところは厳禁、10℃〜25℃くらいの冷暗所で保管しましょう。
できれば絶縁処理も施しましょう。プラス/マイナス極が接触しないよう向きを揃えたうえで、両極にセロハンテープやビニールテープを貼るか食品用ラップで全体をしっかり包んでおくと、偶然接触してショートを起こすことがありません。
ただし、乾電池は使わなくても少しずつ内部で化学反応が進むもの(自己放電)。最後に使ったときの状態をいつまでも保てるわけではありません。乾電池に刻印されている使用推奨期限内に使い切るようにしましょう。
