上質な画と音が家族を呼び寄せる、憩いのリビング
シックなリビングに美しく溶け込むホームシアター
スクリーンは、実現し得た最大サイズの120型
視聴位置後方。ラインが美しいルーバー天井がアクセントになっているグレージュやグレーの色合いで統一されたシックなリビング。そこに美しくホームシアターが溶け込んでいる。スクリーンやスピーカー、プロジェクターまで、あらゆるAV機器がすっきりと収納されており、もちろん配線は一切目立たない。
壁面には調湿機能を持ったLIXILの機能性壁材「エコカラットプラス」を貼り付けることで、シックな雰囲気を演出。フローリングのオーク材ともマッチしている。新素材のデザインコンクリート「モールテックス」を採用したオリジナルキッチンも類家さんのこだわりだ。
スクリーンを上げると55型のテレビが登場
オリジナルキッチンにある「津軽びいどろ」のガラスシェード照明が青森ならでは!シアターインストールを手がけたのは、青森県のホームシアターショップ、イングラフの木村智聡氏だ。リビングという場所を考慮して、機器が剥き出しにならないように配慮しながらインストール。すっきりとした空間に仕上げた。
オーナーの類家さんは実はKINDARTSという建築設計事務所を営んでおり、木村氏とは学生時代からの友人という仲。これまでも両者のコラボでホームシアターを何件も手がけてきたという。
「ホームシアターを導入したお客様が満足してくださっているのを何度も見ていたので、自分の家を新築するのにあたり、ホームシアターをつくるのはすごく自然な流れでした。それにせっかく導入するなら、120型はほしいなと思っていましたね」と類家さん。
生活を邪魔しなように機器をビルトイン
プロジェクターはエプソン「EH-LS1200」をチョイス。類家さんがこれまで設計を手がけたホームシアター物件で、その設置性のよさに幾度となく助けられたことから、類家さん自身も気に入り、選んだという。
スクリーンは120型。プロジェクターの設置位置から投写面までの距離を考えると、120型が実現できる最大のサイズだったという。
エプソン「EH-LS12000」は、最短3.6mで120型を実現できる設置性のよさから導入を決めたという
スクリーン設置面の前に垂れ壁を設けることによって、スクリーンケースが見えないようにしているスピーカーについても、埋め込みタイプを選ぶことで、すっきりとした美観を損ねずに5.1chを実現させた。 ルーバー天井に重ならないように設置されており、ここからも二人の息の合ったやり取りが垣間見える。
フロントおよびセンタスピーカーはKEF「Ci130QR」
サブウーファーはKEF「Kube8b Subwoofer」をチョイス
AVボードは類家さん自らが設計して造作したオリジナル。AVアンプやブルーレイレコーダーもぴったりと収まっていて美しいこうして完成したホームシアターのおかげで、リビングは家族が集まる憩いの場所になっているという。「特に娘が愛用していて、K-POPの動画をよく観ています。友達とも一緒に観ていることもあるようですよ」と類家さん。
類家さんのホームシアターは家族や友人が自然と集まるスペースとして、ますますたくさんの笑顔を生み出していくだろう。
(写真:イトウヤスフミ)
類家邸ホームシアター概要
HOME THEATER DATA ●住宅形態:戸建/新築 ●ホームシアターの広さ:約10畳 ●画面サイズ:120型+55型 ●サラウンド:5.1ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング など
SYSTEM LIST ●プロジェクター:エプソン EH-LS12000 ●液晶テレビ:パナソニック TH-55LX950 ●スクリーン:GRANDVIEW GEA-120HDW ●ブルーレイレコーダー:パナソニック DMR-BWT500 ●AV アンプ:デノン AVR-X2800H ●フロントスピーカー:KEF Ci130QR ●センタースピーカー:KEF Ci130QR ●リアスピーカー:KEF Ci130QR ●サブウーファー:KEF Kube8b Subwoofer
[INSTALL SHOP/INSTALLER]

ホームシアター青森 イングラフ
場所:青森県八戸市河原木五反田17-4
TEL:0178-38-7213
営業時間:10時00分 – 20時00分
定休日:水曜日
ホームシアターの視聴室:あり
[ARCHITECT]
