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【連載】ガジェットTIPS

ポータブル電源の電力を長持ちさせる意外な方法がコレ!

公開日 2023/03/13 06:40 海上 忍
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「ポタ電」なる愛称で呼ばれるほど身近な存在になった「ポータブル電源」。各社からさまざまなタイプの製品が発売され、海に山にと活用されています。防災用品としての注目度も高く、今後ますますニーズは高まりそうです。

Image:CL Shebley/Shutterstock.com

その「ポタ電」は、電力がなければただの重い箱、充電してからでないとなんの力も発揮できません。そして再充電の場所探しも、充電時間の確保も難しいアウトドアでは、いかにして電力を持続させるかが重要になります。

では、どうすれば電力を長持ちさせられるのでしょうか? 電気ストーブやドライヤーのような、ワット数の大きい電化製品はできるだけ使用時間を短くする、AC出力ポートに余分な機器を接続しない、という基本的な使い方はもちろんですが、実は意外なところでも節電できます。

それは、「交流/ACの家電よりシガーソケットタイプの車載家電のほうが省エネ」になるということ。ポタ電内蔵のバッテリーは直流(DC)、家電はACだからDC-AC変換を行わなければならず、どうしても変換ロスが発生してしまいます。一方の車載家電はDCなので変換ロスが少なく、そのぶん電力のムダ使いを防げるというわけです。

AC家電ほどのバリエーションはないものの、12Vの車載家電には電気毛布や炊飯器、ポータブル冷蔵庫など実用的な製品も揃っています。性能・機能面はともかく、ポタ電の電力を長持ちさせることにはつながるはずですよ。

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