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スマート機能が加わり、より簡単で便利に

ソニー“着るクーラー”で猛暑対策&節電!爆売れ「REON POCKET 3」で夏を乗り切ろう

公開日 2022/07/02 07:00 編集部:川田菜月
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異例のスピードで梅雨が明けたと思ったら、これまた異例の猛暑が続いている。体温超え、もはや高熱レベルの急激な気温上昇の日々で、熱中症に倒れる人が急増中と、連日ニュースにもなっている。

そんな “災害レベル” の酷暑の日は、できる限り屋内の涼しい環境で過ごすべきだ。一方で、今年は電力不足が不安視され、全国で節電が呼びかけられている。もちろん心がけたいけれど、冷房を控えて熱中症リスクを高めるわけにもいかない。作戦は「いのちだいじに」一択だ。

できるだけ涼しい環境で過ごし、かつ節電にも気を配るには、どんな工夫をしたらよいだろう?そう悩む方に提案したいのが、ソニーの “着るクーラー” 最新モデル「REON POCKET 3」だ。

ソニーの “着るクーラー” 最新モデル「REON POCKET 3」を試してみた

REON POCKET 3は、首元に装着して、接触している体表面を直接冷やすことで、ひんやりとした体験ができるというウェアラブルデバイス。いま販売台数を急速に伸ばしているという人気のREON POCKET 3を、前モデル「REON POCKET 2」との比較を交えながら早速試してみた。

冷感アップ!自動で温度調整できるスマート機能でますます使いやすく



本体は約92gと軽量で、手のひらに収まるコンパクトサイズ。REON POCKET 2と変わらず、iPhoneなどのスマホよりも小さく、おおよそ二つ折りガラケーくらいの大きさといった感じで、第3世代になったものの外観上の変化はあまりない。

iPhone 12 miniより小さく、SO902iより若干大きめなREON POCKET 3(つまりコンパクトです)

PC向けの薄型マウスのサイズ感、と言う方がしっくりくるかも

本機を使ってみる前に、そもそもREON POCKETシリーズはなぜ冷たく/暖かくなるのか?その仕組みをおさらいするとともに、2022年4月に登場したREON POCKET 3の、最新モデルとしての進化ポイントを具体的に紹介しよう。

ソニーがモバイル機器開発で培った独自の熱設計技術を活用して新開発した、ペルチェ素子といわれるサーモモジュールを内蔵しており、このモジュールに電力を与えることで、冷たくなったり暖かくなったりして、体と接触する部分に冷温効果をもたらす。

モバイル機器開発で培った独自の熱設計技術を活用したウェアラブルデバイス

体と接触する部分はステンレススティール製。この中にサーモモジュールが内蔵されていて、冷温効果を発揮する

REON POCKET 3では、前モデルから、冷却効果と駆動時間が強化されている。これはモジュールを新開発し、さらに放熱フィンも改良することで実現したものだ。冷却効果が強まった分、モジュールが稼働することで生じる発熱も本来なら高まるのだが、本モデルでは従来比で最大約40%も発熱が軽減され、排気温度の低減も図られている。

側面のボタンを押して、青色に光ったらペアリング可能

本体上部。内部の熱をしっかり放出して、本体が熱くなったりせず快適に使える

本体操作は専用のスマホアプリで行う。アプリと連動して、冷たくなる「COOL」モードと、暖かくなる「WARM」モードを設定でき、選択するとモジュールが稼働して効果を発揮する。

今回、操作機能として新たに、自動的に温度調節してくれる「SMART COOL MODE(スマートクールモード)」と、アプリ操作なしに自動で起動/停止できる「AUTO START/STOP」などのスマート機能が備わった。内蔵する4つの温度センサーと加速度センサーで、温度と行動を検知して自動化することで、スマホ要らずに使える利便性も向上させている。

簡単3ステップ操作でひんやりキープ!本体駆動も自動で省エネするエコ仕様



それでは早速使ってみよう。装着には専用のインナーウェア、ビジネスシャツ、ネックバンドのいずれかを使用する。インナーウェアとビジネスシャツは基本は男性向けだが、ネックバンドなら、首にかけるだけで誰でも使うことができるので便利だ。

このネックバンド、前回試した際にも使用したのだが、このたびREON POCKET 3の登場と合わせて第二世代モデル「NECKBAND 2」に進化している。

比較してみると、まず明らかに本体の装着部分がガッチリして、より外れにくく強力になった感じ。バンド部分も、軽くて細くて着けやすいメリットはそのままに、厚みか硬さか、しっかりしたような気がする。記者は前世代のネックバンドを少しこころもとなく感じていたのだが、NECKBAND 2は軽量ながら安心感もある。

上部に本体を軽く引っ掛けるところがあり、カチッとはめると強固に装着できる

さらに、バンドの接合部分も強化されている。根本部分が上下、前後ろと動かせるようになっていて、首周りのサイズや、REON POCKET 3と接する部分の高さ・角度などを、個々人の体に合わせて調整できる。このほかシリコン素材のエアフローシートが付属し、組み合わせることで、襟付きシャツ着用時の使用で襟元の排気が気になりにくくできるという。

「NECKBAND 2」はバンドの接合部分がしっかりして、また可動域を調整できることでフィット感も高められる

まずは、リモート勤務時に室内で試す。首にかけてSMART COOL MODEをオンにした。これまでは、冷温設定を1から4段階で設定していたが(なおCOOLモードについては「MANUAL」を選択すればこれまで同様に使える)、SMART COOL MODEでは、アプリ画面上に本体のマークが表示され、「ターゲット温度」とされている冷温レベルを目指して自動的に動く。

エアコンと併用してリモート勤務時に使ってみた

ターゲット温度に到達し、ある程度時間が経つと一時停止して省電力駆動に。内蔵の温度センサーによって、接触部分と触れている体側の温度を検知し、適正温度が保たれていれば無理に冷やさないよう自動で調整してくれる。(アプリの動きは下記動画で紹介)

基本的にはCOOLもWARMも共に、一定時間経過すると自動的に停止するよう設計されているのだが、それよりも前にデバイス側が判断してくれれば、キンキンに冷えたり、または温めすぎたりで、接触部が痛くなってしまうといったことも起きにくいだろうし、手間要らずで便利だ。

SMART COOL MODEをオンにすると、ターゲット温度まで自動的に調整して冷やしてくれ、温度が適正になったら一時停止して冷やしすぎないように省電力に動く

ちなみに、この自動温度調整の基本となる温度は、「ぬるめ」「少しぬるめ」「普通(おすすめ)」「少し冷ため」「冷ため」の5段階から選べる。最初は「普通(おすすめ)」状態になっているので、一度使ってみて、自分好みに温度感を選択しよう。個人的には冷房をつけた室内では「普通(おすすめ)」で十分に冷たく感じられたので、「少しぬるめ」や「ぬるめ」でも良い印象。

新しいネックバンドの装着感については、上々といったところ。正直言うと、背中側は見えないし、うまくフィットできたかどうかはわからないが、調整しながら着けることで体感的にはピッタリしたように感じられた。

何より、スマート機能のおかげで操作がより簡潔になるのが嬉しい。電源を入れる→アプリとペアリング→SMART COOL MODEをオンにする、これだけの簡単3ステップでOKで、AUTO START/STOP機能によって着け外しするだけでオンオフも自動。ほぼおまかせで使用できるので、「アプリで細かい設定とか、そもそも機械?ガジェット?そういうのちょっと…」みたいな人でも、たぶん使いやすいはず。

自分で細かく調整したい人は、COOL/WARM/OFFを繰り返し動作する「MY MODE」を活用しよう。プリセットされた4つの設定に加えて、カスタムモードで好みに動作をコントロールできる。さらにMY MODEには、新たに「ゴルフモード」が備わった。今回は使わなかったが、朝/日中のシーン別に2つに分けられ、8時間設定で冷却効果が得られるようになっている。

MY MODEで細かく調整するのもあり。「ゴルフモード」が新搭載されるなど、ビジネスパーソン向けらしいモードの提案も

ちなみに、COOL/WARMなど各モードを切り替える時は、およそ10秒くらいかかるが、温度レベルを設定する際には、すぐさま冷たく or 暖かくなる。従来から引き続き、スピード感のある駆動で、すぐ効果を得られるのは嬉しいポイントだ。

次に、散歩に外出してみる。夕方から夜になる前、気温は30度くらいで、モードはSMART COOL MODEのまま。この日は風もあって(まだ)歩きやすかったのだが、REON POCKET 3がヒンヤリとして心地よい。接触部分に汗をかいても、耐水対汗構造となっているので安心だ。風のない日などは、小型のポータブルファン(ミニ扇風機)と組み合わせると、より涼やかに感じられそうだと思った。

前から見た様子。ネックレスとかすると絡まりそうなのでノーアクセを推奨

後ろから見ると、少し飛び出し部分が見える程度。ショルダーバッグのストラップとも干渉しないのは良き

ただ、猛暑の中での長時間使用は推奨されていないので要注意。製品サイトにも「熱中症対策として使用いただくものではありません」と記載されており、REON POCKET 3があれば万全!というわけでは、もちろんない。

熱中症を防ぐにはまず、できるだけ炎天下の外出を控え、室内で過ごす際は涼しく適温を保ち、温度と湿度のバランスに注意して水分補給も忘れないなど、基本の対策が必須だ。その大前提の上で、冷却グッズを活用することも推奨されている。

特に、太い血管が体の表面近くを通っている部分を冷やすと、体を効率よく冷やすことができるため、首まわりは重要なポイント。そんな熱中症対策の「+α」アイテムとして、REON POCKET 3はもってこいといえるだろう。

横からでも案外自然。襟付きシャツの下の装着ならもっと目立たなくなりそう

一点、前々から気にかかっている駆動音については前モデル同様それなりにあり、静音性能には変化なしといったところ。

音の大きさは、充電しながらマニュアルのCOOLモードで最大の「4+」、ファン機能の最大「3」といった強力な設定以外であれば、屋外なら車のロードノイズなどにかき消される程度と思う。とはいえ、さほど混み合っていない環境下であれば外でも聞こえるし、室内や静かな場所なら尚更。移動時の電車の中などでは、隣の人に聞こえているだろう。

音を気にするしないは人それぞれだが、生活の中でいつも存在している環境音ではないので、ちょっとした違和感があることは確かだと思う。静かな環境を好む人は、やはりノイズキャンセリングイヤホンなどを使って対処するしかなさそうだ。

ビジネスパーソンだけじゃない、老若男女問わず使いたい冷感アイテムだ



初っ端から勢いよく飛ばしてくる今年の夏。人間ならどこかで燃え尽きるものだけど、夏ってやつはそんなことにはならない。執筆時点での予報で、来週(7月4日の週)は梅雨が戻ったかのような天気になるらしいが、7月はまだ始まったばかりだ。

これからが夏本番、快適に毎日を過ごすためにも、+αの冷却アイテム導入はおすすめしたい。実際、REON POCKET 3の売れ行きは好調で、ソニー広報に確認したところ「直近の気温が上がってきたピークの日で1日1万台強売れた日もある」とのこと。かなり注目が集まっているようだ。

初代モデル登場時も、発売開始後2日で初回出荷分の1万台を完売するなど人気を博し、昨年登場のREON POCKET 2も初代を大きく上回る販売台数を達成したという。現在も「想定以上のペースで推移している」というから、さらなる飛躍も期待される。

また、REON POCKETはもともと、都市圏で通勤するビジネスパーソンをターゲットに開発された製品だが、そのコアは変わらないものの、最近では利用者の層が広がっているという。

もともとコンパクトで携帯性に優れているし、新しいネックバンドによって専用インナーなしに誰でも導入しやすくなったことや、最近の節電意識の高まりなどから、ユーザーの幅を広げていることだろう。

背中の開いた洋服着用時はもちろん、目立ちまくる。思い切って見せるスタイルもありかも?

通勤や外回りなどでのビジネスシーンに限らず、自宅内で使ったり、朝晩のウォーキングといった軽い運動時にもオススメとのこと。老若男女問わず活用したいアイテムといえる。

適正な空調と水分補給、そしてREON POCKET 3もうまく使って、健やかで快適な毎日を過ごしたい。

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