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【連載】ガジェットTIPS

Amazon「Fire TV Stick」はテレビのリモコンでも操作できる!

2020/02/03 海上忍
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Amazonの映像ストリーミングデバイス「Fire TV Stick(4K)」が人気です。電源のUSBケーブルをつないだうえでテレビのHDMIポートに挿し、Wi-Fiに接続すれば準備は完了、これでAmazon Prime VideoやNetflixなどの動画ストリーミングサービスを楽しめます。しかも4K/HDR対応、そんなデバイスがわずか数千円ですから、ヒットもうなずけます。

アプリの起動やコンテンツの選択、再生/停止の指示といった操作には、付属のリモコンを利用します。Amazon Alexaに対応しているので、番組検索時の文字入力などリモコンでは面倒な操作を声で行うことができます。それどころか、このリモコンなしでもFire TV Stickを操作できてしまいます。

Amazon「Fire TV Stick」

というのも、Fire TV Stickは小さいながらもHDMI端子を備えたデバイスであり、「HDMI CEC(Consumer Electronics Control)」に対応しているからです。耳慣れない名称かもしれませんが、テレビメーカーが用意した愛称を聞けば思い出すかも。SONYの「ブラビアリンク」、Panasonicの「ビエラリンク」、シャープの「AQUOSファミリンク」に東芝の「レグザリンク」...知っていますよね?

これら「○○リンク」は、メーカー独自のデバイス連動機能という位置付けですが、CEC規格に基づいていますから、「○○リンク」に対応した機種であれば、テレビ付属のリモコンでFire TV Stickも操作できてしまうというわけです。テレビのリモコンには音声認識ボタンがないなど、多少の機能差はありますが、コンテンツを選び再生するという動画ストリーミングサービスの基本操作はテレビのリモコンにあるボタンでじゅうぶんまかなえます。

なお、Fire TV Stickの設定画面にある「ディスプレイとサウンド」では、「HDMI CEC端末制御」をオンに設定しておく必要があります。利用しているテレビの外部機器制御機能(HDMIリンク)も、オンにしていなければなりません。

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