食い入るようにプラズマの画面を見つめる林氏。NEC製50インチのプラズマは業務用モデルだが、ニチコ独自のルートを活用することによって、かなり格安でシステムに組み込むことができたという。今後、42インチ/32インチといった、より小型のプラズマを使用したシステムを販売する計画もある

 

 

50インチのハイビジョンプラズマに思わず興奮!

ハイビジョンを見るならプラズマだろう。40インチあたりからグングン画面サイズが大きくなって見えるものだが、そこに1125iの倍密走査が描くBSデジタルのオンエアーが映しだされたら別格だ。

このeカラーコレクションに使われているのは、NECのプラズマX50インチタイプ。プレゼンテーションでも威力を発揮する、高精細104万画素のハイビジョンプラズマデバイスなのである。 液晶テレビなどとはちょっと比較にならない。これがどれだけ凄いかいうと、ハイビジョンがまさにハイビジョンらしく見える。映像じたいがすこぶる雄大かつ透明緻密であり、また色の微粒子感が抜群なのだ。地球の空撮シーンは、ヌケるようなブルーの海と雲のディテールにカンド〜。穂高、上高地など、いながらにして早春の山々の澄んだ空気感、遠近感まで感じ取れるから嬉しい。

映画ではDVDの「マトリックス」を視聴。キレのいいシャッキっとしたデジタル高画質にハマり、キアヌののけぞりシーンに「おっと!」……こちらまで身をよじってしまった。プラズマ大画面ならでは至福の瞬間である。