VGP2026で金賞!ハイエンド・サウンドバーのヒットモデル『Sonos Arc Ultra』、スポーツ番組の臨場感にプロも大満足
「TrueCinema」なら、Sonos Arc Ultraで聴いた印象がヘッドホンでもそのまま描かれる
次にサブウーファーとワイヤレススピーカーを加えると雰囲気は一変。特に変化が大きかったのはバスケット番組で、サブウーファーの効果だろう、Sonos Arc Ultra単体のときとはドリブルが発する圧がまるで違う。アリーナという閉鎖的な空間の描写も、Sonos Era 300がリアスピーカーとして加わることでリアルさが増した。
立体音響の再現性もSonos Arc Ultraの得意分野だ。『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(Netflix)で確認したが、主人公のイーサンがパラシュートで落下するシーンも、パリの街中をバイクで疾走するシーンも、Dolby Atmosならではの音の方向感、高さや奥行きの変化がしっかり表現されている。
Sonos Aceとの連携で実現される「TrueCinema」も特筆ものだ。Sonos Arc Ultraの自動音場補正機能「Trueplay」による測定結果を利用し、Sonos Ace側でバイノーラルレンダリングするというこの機能、サウンドバーとヘッドホンという異種デバイスであるにもか関わらず、統一感のあるサウンドを楽しませてくれる。
前述したスポーツ番組も、スタジアムの空気感、解説者の声の位置などSonos Arc Ultraで聴いた印象がほぼそのままSonos Aceで再現される。ボリュームに気を遣う深夜帯に活躍してくれそうだと実感した。

ロングヒットを続けるワイヤレスヘッドホン「Sonos Ace」
Sonosブランド初となるワイヤレスヘッドホンの徹底レビューもお届け
サウンドバー単体だけでなく、拡張性や独自連携機能を使いこなすことで長く愛用できる
拡張性を備えたオーディオ機器は珍しくないが、Sonos Arc Ultraほど拡張によって機能/性質を変えるデバイスは他にないかもしれない。単体でも「Sound Motion™テクノロジー」によるメリハリある音、9.1.4chの立体音響を楽しめるが、サブウーファーやリアスピーカーを追加することで表現力が格段に向上する。
Sonos Aceも加えれば、スピーカーで聴く音をヘッドホンでも楽しめてしまう。機材を追加しても、Sonos Arc Ultra単体で聴いたときの基本的な印象から大きく変わらないから、まさに真の “拡張” といえるだろう。
その拡張性を支えているのが、部屋の構造に応じて音場を最適化する自動音場補正機能「Trueplay」であり、Sonosのオーディオ機器に搭載されているソフトウェアシステムだ。この2つの "ぶれない軸" があるからこそ、サブウーファーやリアスピーカーを後付けしても、Sonos Arc Ultraのカラーが保たれるのだろう。
拡張性すら後付けにしてしまうところも、Sonosというメーカーの面白さだ。実際、Sonos Aceとの連携で実現される「TrueCinema」は、Sonos Aceの発売からしばらく後に追加された機能で、登場を心待ちにしていたファンも多い。長く使えるという意味でも、Sonosのサウンドバー、オーディオ機器は要チェックの存在といえるだろう。

Sonos Arc Ultraは、11月21日(金) - 12月1日(月)のブラックフライデー期間中、最大20%オフのセール価格で販売。今回、初めてブラックフライデーにエントリー、Amazonをはじめ主要家電量販店にて実施中。
(提供:Sonos)
