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そう、文化放送も超!A&G+もね

Fire TVユーザーなら「New Alexa対応音声認識リモコン Pro」は買わなきゃ損レベル

公開日 2022/11/19 07:00 高橋 敦
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Amazonが「New Alexa対応音声認識リモコン Pro」(2022年発売)をリリース。Fire TVシリーズ付属リモコンの強化型に当たる別売オプションだ。

左がProリモコン、右は付属リモコンの一例。縦に少し伸びている

バックライト搭載など色々強化されているが、特に注目してほしいのは追加された2個の「カスタムボタン」。それぞれに任意のアプリやAlexaコマンドを割り当てられるというのだ。

カスタムボタン[1][2]に注目!

ということは、使いまくるのに起動に手間がかかる「YouTube」アプリもカスタムボタンでさっと呼び出せる? 音声入力ボタンを押し、滑舌を気にしながら「ブンカホウソウ」とか「チョウエーアンドジープラス」とか発声しなくてもよくなる? ライバル製品にはないFire TVの特権、超!A&G+スキルもさらに便利になる? 即予約! さっき届いた! すぐ試した!



FireTV新リモコンのカスタムボタンでアプリ&スキルを起動!



ということで早速だが、筆者が「New Alexa対応音声認識リモコン Pro」(2022年発売)のカスタムボタンへの割り当てを試してみたアプリとコマンド、その結果のまとめだ。

◇ ◇ ◇

<Fire TV Proリモコンのカスタムボタン実際どうだった?>
●YouTubeアプリ→成功!
●Alexaコマンドでradikoスキル→成功!
●Alexaコマンドで超!A&G+スキル→成功!
●Alexaコマンドで上田麗奈の時報スキル→音声認識が不安定なコマンドはカスタムボタンに登録してもダメ
*注)カスタムボタンからの操作だとテレビの電源や入力切り替えとのHDMI連携はしてくれなかった。そのためテレビ電源オフの状態からだと「ホームボタンやアマプラボタンなどでテレビの電源オン&HDMI切り替えさせてからの→カスタムボタン」といったコンボ入力が必要。

★結論 カスタムボタン単体でHDMI連携が効かないのは残念だが、従来の手順や手間をかなりすっ飛ばせるのでやっぱり便利! でも音声認識の不安定さは回避できず。
◇ ◇ ◇

完全に期待通りとはいかなかったが、おおよそ期待通り! Fire TVライフの快適度大幅アップ!

カスタムボタン2に「超エーアンドジープラス」スキルの音声コマンドを割り当てて

カスタムボタン2を押すだけで超!A&G+スキルが起動!


筆者が音声入力で上田麗奈さんを呼び出そうとすると、ほぼほぼドイツの放送局「DW-Deutsche welle」が提案される。まれに成功した際の操作履歴をカスタムボタンに登録してもなぜかダメ……

ちなみに手前Proリモコンは筐体やボタンのエッジが立てられていて持ち心地にカッチリ感がある

カスタムボタンへのアプリやスキルの割り当て設定も簡単



カスタムボタンはやっぱり便利だった! ということで続いては、そのカスタムボタンへのアプリやコマンドの割り当て方法を紹介する。

割り当て操作は実に簡単。使用開始直後のまっさらな状態のカスタムボタンなら、それを押すだけで割り当て設定画面が表示される。すでに何か割り当ててあるカスタムボタンの設定変更ならボタン長押しだ。他に、Fire TVの「設定」メニューからも設定可能。あとは画面にリストアップされるアプリやスキルを選択するだけだ。設定手順の一例を画面写真で見てみよう。

こちらはProリモコン使用開始時のリモコン登録画面でのカスタムボタンの使い方案内。以下は長押しパターンでの設定手順を見ていく


カスタムボタン[1]または[2]を長押しすると直近に使ったアプリと音声コマンドがリスト表示されるので、カスタムボタンに割り当てたいものを選択


これだけで登録完了

登録候補のリストには直近に使ったアプリとコマンドがリストアップされるので、
1)カスタムボタンに登録したいアプリやコマンドを使用
2)カスタムボタンへの登録設定を開始
という流れで行えば確実でスムースだ。

なお、Alexaコマンドを割り当てられるということは当然、スマートホーム関連の制御などもこのボタンに割り当てられる。環境が整っている方はそちらも試してみてほしい。生活の様々な場面を、さらに便利にできることだろう。

もっと多くのリモコンに「カスタムボタン」がほしい!



それにしても、リモコンのボタン配置は難しい。その機器のどの機能を多用するかはユーザーそれぞれなので、誰も不満を感じない理想の配置などというものはないのだ。

しかし、押しやすい場所に配置されたカスタムボタンに、各自が好きな機能を割り当てられるのであれば、不満の多くを吸収できるのではないか。筆者は以前からそう考えていたのだが、カスタムボタン搭載のこのリモコンを使ってみて、その思いはさらに強くなった。どうかもっと多くのリモコンにカスタムボタンを!

そしてこのカスタムボタン、同ジャンルのライバル製品に対するアドバンテージとしても見逃せない。なぜなら「ネトフリもアマプラもYouTubeも、自分や家族がよく見る主要な配信サービス全てをワンボタンで呼び出せるリモコン」って、シンプルに強くないですか?

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