HOME > レビュー > デノンの名作サウンドバーがついに進化! 「DHT-S217」の良音&使い勝手は“超お得”と言わざるを得ない

PR【PR】Dolby Atmosのロスレス再生に対応

デノンの名作サウンドバーがついに進化! 「DHT-S217」の良音&使い勝手は“超お得”と言わざるを得ない

公開日 2022/05/19 06:30 山本 敦
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

動画サブスクのアトモス作品とも相性抜群。Apple TV 4Kなら空間オーディオも

DHT-S217は動画・音楽配信サービスとの相性も抜群に良い。例えばアップルの動画配信「Apple TV+」には、高精細な4K/HDR映像とDolby Atmosのロスレス3Dオーディオが楽しめる「空間オーディオ」対応のオリジナルコンテンツが多数揃っている。今回はアップルのストリーミングメディアプレーヤー「Apple TV 4K」を組み合わせて視聴した。

ちなみに、本機で空間オーディオを楽しむ際には、本体のHDMI入力にApple TV 4Kを直接つなぎ、eARC対応のテレビと接続するとロスレスベースのDolby Atmos音源が再生できるようになる。

製品の端子部。こちらのHDMI INにApple TV 4Kを接続すれば、Apple Musicの空間オーディオを楽しむことができる

Apple TV+のオリジナルSF作品『インベージョン』の第3話では、砂漠に取り残された兵士の空虚な心情を、砂塵が舞うリアルな効果音の緻密さ、解像度の高い粒立ちが見事に引き出す。音場の見晴らしがとてもクリアで抜け感がよい。低音もシャープでインパクトの力強さが感じられる。ダイアローグと効果音の分離も鮮明。屋外のシーン転換がとても多いドラマなので、それぞれの舞台にマッチする臨場感を見事に再現してくれた。

レコーダーに録画したBリーグのバスケットボールの試合も視聴した。スタジアムに轟く歓声に圧倒される。コートに響くドリブルのタイトな低音をとてもリアルに再現できるサウンドバーだ。スタジアムの特等席で試合を観戦しているような空気感も存分に楽しんだ。NIGHTモードで視聴するとボリュームを下げても小さな音が鮮明に響くので、夜間のスポーツ観戦にも最適だ。

Apple TV 4Kでは、Apple Musicのコンテンツから最大48kHz/24bitのロスレス再生、Dolby Atmosによる空間オーディオ再生も楽しめる。ロスレス再生時にはPUREモードを選択すると音像の定位がさらに引き締まり、MUSICモードを選ぶと豊かな広がりがにじみ出る。空間オーディオ系のコンテンツも、単体のサウンドバーながら納得の“包まれ感”を感じることができた。

前面のライトで再生中の音声フォーマットが判別可能。Dolby Atmosを再生している場合は青色に点灯する

ほかにもスマホで聴く音楽を、良質なスピーカーで気軽に楽しみたい時にはBluetooth再生が便利だ。ボーカルや効果音のシャープな描き込み、肉付きの良い低音により立体的な空間の鮮明さが引き立ってくる。

良質なサウンドに加えて、これだけ様々な用途に使い倒せるサウンドバーが3万円を切る価格で手に入るのであれば“超お得”な買い物と言わざるを得ない。これからサウンドバーの購入を考えている方は、是非ともDHT-S217を試してほしい。


(協力:ディーアンドエムホールディングス)

前へ 1 2 3

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク