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人間の声に“全集中”できるのか?オーディオテクニカ「ATH-CKR70TW」の通話品質を徹底テスト

海上 忍

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2020年11月20日
ついに登場、“真のテレワーク対応”完全ワイヤレス


完全ワイヤレスイヤホンは、ユーザ側からすれば取り回しがよく扱いやすいものだが、設計・製造する側からすると相当な"じゃじゃ馬"だ。

まず、耳栓ほどのサイズにドライバーなどイヤホンとしての基本部分のほか、通信基板とアンプ、バッテリーを格納しなければならない。スマートフォンと組み合わされる前提上、音声通話用にマイクも必須だ。そのうえ周囲の雑音を低減するノイズキャンセリング機能もということになれば、設計難易度はさらに上がる。機能が増しても安易なサイズアップは許されず、それどころかデザイン性も求められる。

そこに降って湧いたコロナ禍。テレワークに必要不可欠なWEB会議/オンラインミーティングは、PCとインターネット回線、WEB会議アプリの利用が大前提。しかし、PCに備え付けのマイクでは周囲の音を拾ってしまうし、内蔵スピーカーから音を出せない状況も大いにありうる。スピーカーとマイクの機能を兼ねる旬のアイテム、完全ワイヤレスイヤホンに白羽の矢が立つのは自然な成り行きだ。

オーディオテクニカが発売する「ATH-CKR70TW」は、こういったニーズを踏まえた完全ワイヤレスイヤホンだ。Sound Realityシリーズの製品だけあって音質追求に妥協がない点はもちろんのこと、フィードフォワード式のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載、通話品質改善技術を導入するなど、現在の社会情勢を踏まえたフィーチャーが盛り込まれている。

小さな筐体に様々な部品や技術を搭載しなければならない完全ワイヤレスイヤホン。設計難易度は非常に高い。
しかし「ATH-CKR70TW」は、このスマート&コンパクトな筐体にノイキャン機能や高性能マイクを内蔵。音楽試聴からリモートワークまで活躍してくれる“ニューノーマル”なモデルだ

注目すべきは、マイクの活用。ハウジング内部に2基搭載された小型・高性能のMEMSマイクは、アクティブノイズキャンセリングにくわえ、ビームフォーミング技術で話者の口元に向かい指向性を持たせながら収音、その声の帯域を強調することで相手に聞き取りやすくする目的にも使われる。イヤホンといえば基本的に"聴く"ためのデバイスだが、このATH-CKR70TWは"話す"機能にも力点を置いているのだ。

MEMSマイク2基に加え、過去製品で蓄積されたノウハウを活かしたビームフォーミング技術を採用。周囲の音を取り込みつつ、自分の話し声もクリアに届けてくれる。

もちろん音質面もしっかり。専用設計φ5.8mmドライバーは、振動板のセンタードームにDLC(Diamond Like Carbon)コーティングを施し、高域特性向上を狙う。オーディオグレードのルビコン社製PML-CAPコンデンサーは、電流を安定させることでノイズや音歪みの発生を抑えるべく採用された。導管の先端部にステンレス製アコースティックレジスターを設け、空気の流れを最適化することでドライバー本来の性能を引き出すというチューニングも行われている。


オンライン取材で実力を実地検証

ATH-CKR70TWという完全ワイヤレスイヤホンの真骨頂は、趣味(音楽)も仕事(テレワーク)も卒なくこなせる臨機応変さにある。音楽試聴レビューはこちらの記事をご覧いただくとして、本稿ではテレワーク利用におけるATH-CKR70TWの実力を検証してみたい。

声の聞き取りやすさは?騒音の低減度は?

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