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最強クラスANCと本格サウンドで1万円台! 超高コスパ完全ワイヤレス、Padmate「PaMu Quiet」レビュー

公開日 2020/10/26 12:01 草野晃輔
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機能を凝縮したイヤホンは、付けていることを忘れるほど快適な装着感

実機を手にして、まず興味を惹かれるのが、充電ケースだ。懐中時計を模した丸い形状で、亜鉛合金製のフレームに樹脂性の本体部を組み合わせている。手にすると、重すぎない適度な重量感とがっちりとした堅牢さから、作りの良さがすぐに分かる。

懐中時計を模した丸い形状だ

ストラップも付属する

上の突起部分がストッパーになっており、押すと手前側に蓋が開く。蓋の表面に丸いレザーが奢られ、高級感を醸している。レザー部の周囲には丸い装飾がついており、この上半分がLEDインジケーターとなる。使っていたイヤホン本体を収納したり、充電ケース自体を充電したりすると、青い光でバッテリー残量を知らせてくれる。充電用端子はUSB-Cを備え、ワイヤレス充電にも対応する。

突起部分を押すと蓋が開く

ワイヤレス充電にも対応。青い光でバッテリー残量を知らせてくれる

イヤホン本体は、マイク部をスティック状に伸ばしたタイプ。ハウジングはやや大きく感じられるが、片側5.1gと極めて軽い。人間工学による快適なハウジングを追求したとのことで、耳に装着すると、ハウジングの丸みを帯びた部分が耳の奥にしっかりとフィットする。なるほど、よく考えられた形状だ。

装着感は、圧迫感が極めて少なく快適だ。その秘密は楕円形のイヤーピース形状にある。外耳道の深くまで届き、しっかりとグリップするため、頭を振っても落ちるような弱さではないが、かといって耳道内を密閉するほどの圧力ではない。快適な付け心地とイヤホンの軽さからか、付けていることを忘れるレベルだ。

楕円形のイヤーピース形状と軽量設計で快適な付け心地を実現

ドライバーには、大口径の10mmチタンドームPEN振動板ドライバーを搭載。PENとはポリエチレンナフタレートという素材のことで、一般的に使われるPET素材に比べて、軽量かつ高強度なのが特徴となっている。サウンドインプレッションは後述するが、音の立ち上がりの素早さと高域の明瞭さを狙っていることがうかがえる。

なお、1回の充電でアクティブノイズキャンセリングをオフにした状態で約4時間、充電ケースを組み合わせれば約12時間の再生に対応する。また、IPX4の防水性能を備えており、機能において隙がない。

超強力なノイキャン性能。サウンドは明瞭

早速Androidスマートフォンとペアリングしてノイキャン性能を試す。その効果はクラス最高レベルの印象だ。筆者の住まいは近くに大通りがあり、騒音が身近な環境だ。それが、室内でANCをオンにしたところ騒音がピタッと止む。

ノイズキャンセリング性能をチェック

多数のANC対応完全ワイヤレスを試しているが、ここまで静かに感じられたモデルはなかった。屋外でも、効果は絶大。電車やバスの走行音が自然に消え、音楽の世界に没頭できる。

イヤホン本体は左右ともスティックの上部がタッチセンサーとなっており、再生/一時停止や通話などの操作が可能だ。ANCのオン/オフは右側イヤホンが対応し、長押しでオンと外音を取り込むトランスペアレンシーに切り替えられ、聴こえ方も非常にナチュラルだ。

本機のサウンドの印象は、クリアー&コンフォータブル。立ち上がりはエッジが立っており、相当なキレの持ち主であることが分かる。しかし、刺さるような鋭さは皆無で、サウンド全体を柔らかく包むような余裕のある聴きやすいサウンドだ。この柔らかさも特徴的で、腰砕けのような貧弱さは微塵もない。しっかりと音全体を支える芯を備えており、音像が明瞭だ。

そのサウンドは「クリアー&コンフォータブル」

音楽はストリーミング配信でYOASOBIの「夜に駆ける」を再生。キーボードはキレ味鋭く、極めて明瞭。高域が伸びやかなボーカルと相まって疾走感が心地よい。この曲でのikuraの歌声は、表現力が伴わないイヤホンだとボカロのように平坦に聴こえがちだが、本機は抑揚やビブラートまでしっかりと描いてくれる。

中高域の表現力に長けており、Official髭男dismの「I LOVE...」では、肉厚なリズム楽器の上に、瑞々しく優しいボーカルが重なる。音が固まりになりやすいが、ひとつひとつの音が粒立ち、しっかりと存在感を放っているようだ。ブルーノ・マーズ「24K Magic」のようなグルービーな曲とも相性がよかった。ベースラインとリズムはエネルギッシュでふくよか。決してぶよぶよした感じではなく、適度に締まりがあり、曲のエネルギッシュさと推進力につながっている。

ビル・エヴァンス・トリオの「Waltz for Debby(take2)」では、イントロのピアノでそのリアルさに鳥肌が立った。ANCによってS/Nがよく、空間表現も的確。目を閉じるとピアノ、ドラム、ウッドベースが掛け合っている様子が、まぶたの裏に浮かぶようだ。



PaMu Quietは、価格が抑えめでありながら機能、音質ともに高価格帯のモデルに比肩する。デザインや質感も高く、所有欲をくすぐるのもポイントだ。極めてコストパフォーマンスに優れたモデルで、初めての完全ワイヤレスにも胸を張ってお薦めできる。

先にも触れたが、今ならクラウドファンディング「Makuake」にて、このコスパ抜群の完全ワイヤレスを、さらにおトクに手に入れられる。このチャンスを見逃さず、チェックしてみてはいかがだろうか。

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(協力:株式会社ロア・インターナショナル)

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