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大画面の臨場感でゲーム世界に没入

100インチ大画面でゲームをしよう!エプソン高コスパプロジェクター「EH-TW5350」を楽しむ

公開日 2016/03/25 10:29 逆木一
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■画だけでなく音声もステップアップ! アクティブスピーカーをつなぐのがおすすめ

ただ音声については、いかんせんEH-TW5350の内蔵スピーカーだけでは、どうしても映像の威力に負けてしまう。音が出るには出るのだが、それなりの音量を出さなければ本体からのファンノイズに掻き消されるし、音量を出せば出したで音割れしてしまう。だからといって、ホームシアターセットだのAVアンプだのと言い出せば、途端にシステムが複雑化してカジュアルでも何でもなくなってしまうのが悩ましい。

そこでおすすめなのが、アクティブスピーカーを繋ぐという方法。幸いEH-TW5350にはステレオミニの音声出力があり、アクティブスピーカーを繋ぐのに好都合だ。それこそPCと接続しているアクティブスピーカーをそのまま持ってきてもいいし、新たに購入してもいい。いい画といい音があれば、映像体験はもっともっと面白くなるのだと実感できるはずだ。そしてその感覚こそが、他ならぬホームシアターの真髄なのである。

EH-TW5350の背面端子部。ステレオミニ音声出力がついている

デスクトップサイズのアクティブスピーカーを接続したところ。手軽に音質強化できる

■高輝度なEH-TW5350なら、壁への直接投写もアリ

ところで、画質を追求するのならもちろん専用のスクリーンを使うべきで、EH-TW5350には80インチスクリーンをセットにしたモデル「EH-TW5350S」も用意されている。しかし、EH-TW5350は非常に強力な輝度性能を有しているので、部屋の壁面に直接投写するという選択肢もある。十分な投写距離を確保できれば、壁の大部分を映像で埋め尽くすことも可能だ。サイズが大きくなればなるほどスクリーン自体の費用も馬鹿にならないため、細かいことを抜きにして大画面が欲しいとすれば一考に値する。

無闇に画面サイズを大きくすればいいというものではないが、テレビ的なサイズとは隔絶した大画面でなければ味わえない体験があることも事実。つい最近PlayStation VRが正式発表され、HMDとして使うことで手軽に大画面を楽しめると話題になっているようだ。これもやはり、「巨大さがもたらす体験」の価値が広く認められているからだろう。あれこれと理屈をこねる必要もなく、大きければそれだけで面白いのである。

一般的に大画面と目される40インチ超のテレビが10万円を切るようになってから久しい。とはいえ、80インチ超の画面サイズともなれば、設置性と経済性の両面からプロジェクターに分があると言える。

ごく手軽に、なおかつ画質面においても充実した大画面を実現するEH-TW5350の存在は、映像体験にさらなる興奮と感動を望むすべての人にとって大きな価値を持っている。

(逆木一)

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