Amazon Music、ビデオポッドキャストを提供開始。TBSラジオ、Spotifyなどの番組も対象に
Amazon Musicは、日本をはじめ、米国、カナダ、英国、メキシコ、ブラジルの計6カ国でビデオポッドキャストの提供を開始した。本機能はすべてのサブスクリプションプランのユーザーが利用できる。

今回の提供開始にあたり、複数の主要なポッドキャスト提供会社およびパブリッシャーと新たに連携。現在、ART19、Triton DigitalのOmny Studio、Flightcastで配信されている番組が視聴可能となっているほか、今後数か月以内にはSiriusXM、Megaphone、Libsynなどの提供会社も加わる予定だ。
さらに、TBSラジオ、TOKYO FM、ニッポン放送、iHeartMedia、SiriusXM、Spotifyなどが提供するポッドキャストも、Amazon Music上で動画と音声の両方で楽しめるようになる。
アプリ上では、動画と音声をシームレスに切り替えることができ、自宅では動画で視聴し、移動中には音声だけで楽しむなど、シーンに合わせた使い分けが可能となっている。
また、エピソードをダウンロードしてのオフライン視聴にも対応しており、通信環境を気にせず番組を楽しむことができる。
あわせて、ビデオポッドキャストにおける新たな収益化の機会も提供される。クリエイターは、既存のブランドスポンサーシップや番組内に組み込まれた広告を維持しながら、動画広告を番組内に配信することが可能となる。
今回の取り組みについて、Amazon Music ポッドキャストビジネス責任者のシア・シンプソンは「お客様は、お気に入りのポッドキャストを“聴く”だけでなく、“観る”こともできる柔軟な楽しみ方を求めています」とユーザーのニーズを強調し、クリエイターが収益化の権利を保持できる仕組みであることをアピール。
また、配信パートナーであるiHeartMediaは「動画は音声体験を補完する存在となっています」とし、Flightcastの共同創業者兼CEOであるロックス・コーズも「動画は、ポッドキャストの制作、配信、そして発見のされ方そのものを大きく変えつつあります」と、ビデオポッドキャストがもたらす新たな可能性への期待を語っている。
コメント全文
シア・シンプソン(Amazon Music ポッドキャストビジネス責任者)
業界データは、お客様から寄せられている声を裏付けています。お客様は、お気に入りのポッドキャストを“聴く”だけでなく、“観る”こともできる柔軟な楽しみ方を求めています。
動画コンテンツの視聴が引き続き拡大する中、私たちは、お客様がさまざまなフォーマットでコンテンツを楽しめるよう、提供内容を拡充する方法を常に模索しています。
主要なポッドキャスト提供会社との連携を通じて、実際の犯罪や事件を扱う番組、最新ニュース、著名人へのインタビューなど、幅広いジャンルの人気ビデオポッドキャストを、日本、米国、カナダ、英国、メキシコ、ブラジルのお客様にお届けします。
そして同じく重要なのは、クリエイターが、ホスティング、広告在庫、オーディエンスの収益化に関する権利をすべて保持できる形で、この仕組みを構築していることです。
iHeartMedia
私たちの戦略はシンプルです。世界中の優れたクリエイターとコンテンツを、ユーザーが聴く、観る、そして楽しむことを選ぶあらゆる場所で提供することです。
ポッドキャストが進化を続ける中で、動画は音声体験を補完する存在となっています。
業界をリードするオーディオプラットフォームとして、iHeartは、クリエイターに新たな機会を提供し、ファンとのより深いつながりを築くことに注力しています。
Amazon Musicとの今回の連携により、当社のクリエイターや番組のリーチを拡大し、ポッドキャストの成長を後押しするとともに、オーディエンスがお気に入りのコンテンツを新たに発見し、楽しむための新しい機会を創出していきます。
ロックス・コーズ(Flightcast 共同創業者兼CEO)
動画は、ポッドキャストの制作、配信、そして発見のされ方そのものを大きく変えつつあります。Flightcastの役割は、クリエイターやパブリッシャーがこの変化を最大限に活用するために必要なインフラを提供することです。
Amazon Musicから今後のビデオポッドキャスト提供についてお話をいただいた際、私たちのクリエイターも初日から参加したいと考えるだろうと確信しました。そして今回、数百組のクリエイターが実際に参加することになります。
クリエイターが自身の広告枠やブランドとの関係性をより柔軟にコントロールできる環境を提供しながら、世界中の新たなオーディエンスへのリーチを支援するというAmazon Musicの方針は、Flightcastがこれまで築いてきた考え方とも非常に親和性があります。
今回のパートナーシップによって、当社のプラットフォームを利用するクリエイターやネットワークは、リーチを拡大し、ビジネスを成長させ、視聴者が“見る”場所でも“聴く”場所でもコンテンツを届けるための、新たな強力な選択肢を得ることになります。

