JASRAC、著作権料の徴収/分配金額が過去最高の1500億円超え。分配トップはミセス『ライラック』

日本音楽著作権協会(JASRAC)は、著作権使用料の2025年度徴収額および支払額実績を公表。徴収額は1,523億2,000万円、分配額は1,518億5,000万円となり、いずれも過去最高額だったことを明らかにした。
著作権使用料、徴収も分配も初の1,500億円超え
使用料徴収額については、2024年度から77億3,000万円増加。音楽サブスクリプションや動画等の各サービスが好調を維持したインタラクティブ配信に加え、大規模コンサートの開催件数などが増加した演奏等が好調であったことなどにより、初めて1,500億円を超えたとのこと。
分配額については、2024年度から95億2,000万円増加。クリエイターなどへの対価還元額が初めて1,500億円を超えた。また、分配対象楽曲数は406万6,661曲だった。
最も再生/演奏されたのは『ライラック』
最も分配額が多かった、つまり最も多く再生されたり演奏された楽曲はMrs. GREEN APPLE『ライラック』。2024年4月リリースの楽曲だが、2025年度もインタラクティブ配信の分配額が1位となったことに加え、カラオケの分配額でも2位を記録した。
これらの結果により、著作物使用料の分配額が多かった作品の作詞者・作曲者・音楽出版社の功績と栄誉をたたえ表彰するJASRAC賞の金賞を同曲が受賞している。なお、カラオケでの分配額がライラックを上回り1位だったのは怪獣のVaundy『花唄』だった。

そのほか、外国で再生/演奏された邦楽作品のトップは『NARUTO-ナルト-疾風伝BGM』。2位に『ワンピースBGM』、3位に『HUNTER×HUNTER BGM』と、トップ10のうち9曲をアニメ関連作品が占める結果となった(唯一の例外も7位の『ゴジラ-1.0 BGM』だった)。

JASRAC賞の各賞受賞結果や分配額ランキングの詳細はJASRAC公式サイトで確認できる。
