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ティザービジュアル2点も解禁

藤本タツキ『ルックバック』実写映画化。是枝裕和監督で2026年公開

公開日 2025/12/03 09:50 編集部:小野佳希
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K2 Pictures公式サイトより

藤本タツキの漫画『ルックバック』が実写映画化され、2026年に公開されることが決定した。

藤本タツキ作品の実写化は本作が初めて。是枝裕和が監督・脚本・編集を担当し、制作はK2 Pictures。日本国内だけでなく、韓国・台湾での公開も決定しているという。

ティザービジュアル2点も解禁された。雪深い道を歩く2人の後ろ姿、部屋で机に向き合い漫画を描く2人、ともに劇中の印象的なシーンが映し出されたビジュアルになっている。なお、本作では写真家・濱田英明が撮影現場に帯同しており、このビジュアルのスチール撮影も担当しているとのこと。

『ルックバック』は、『チェンソーマン』などの藤本タツキによる作品で、2021年に少年ジャンプ+で公開された。ひたむきに漫画家を目指す2人の少女を描く青春物語で、「このマンガがすごい!2022」オトコ編第1位を獲得。2024年には劇場アニメ化され大ヒットとなり、世界最大規模のアニメーション映画祭である「アヌシー国際アニメーション映画祭」をはじめ世界各地で上映された。

是枝監督は原作について「きっと藤本タツキさんはこの作品を描かないと先に進めなかったのだろうなと、そんな気持ちが痛いほど伝わってきました。自分にとっては、『誰も知らない』がそんな作品でした」と感想を寄せる。

藤本タツキも、自身が初めて観た是枝監督作品に『海街dairy』を挙げ、細やかな演出を絶賛し「是枝監督がルックバックを撮ってくれるなら僕はもう何も言う事はないです。楽しみにしています!」と語っている。

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